父親を殺害し首を切断した男、YouTubeの動画に生首をさらす
アメリカのペンシルベニア州で、父親を殺害した男が、YouTubeで政府を批判し、その後警察に逮捕された。(この記事には、その動画はありません)
父親を射殺し、首を切断
その男とは、ジャスティン・モーン容疑者(32)だ。
モーン容疑者は1月30日、ペンシルベニア州ブリストル・タウンシップにある家で、父親のマイケル・モーンさん(68)を銃で射殺。
バスルームで、ナイフとナタを使い、マイケルさんの頭部を切断し、それをビニール袋に入れて、父親の車に乗って逃走したという。
その後、同容疑者はYouTubeに動画を投稿。透明なビニール袋に入った、血まみれの頭をカメラに向かって差し出したそうだ。
YouTubeは、ポリシーに違反しているとして動画を削除し、アカウントも凍結。しかしそれまでに、動画は5000回以上も閲覧された。
バイデン政権や国境政策を批判
14分以上の動画においてモーン容疑者は、バイデン政権と国境政策について激しく批判。その上で、自分がアメリカの新しい大統領になると宣言したという。
また連邦職員を激しく批判し、米陸軍工兵隊で働いていた父親も強く非難。視聴者に対してすべての連邦職員に暴力をふるうよう求め、連邦法執行官(警察など)を逮捕し、公開処刑する前に、拷問するよう呼びかけたそうだ。
モーン容疑者はその後、実際に連邦政府に対抗するため、州兵を動員しようとして施設内に侵入。その時、警察に逮捕された。
検察官によれば、モーン容疑者には精神病と診断された過去はなく、精神科の治療を受けた記録も残っていないという。
ただ近所の住民は、数カ月前からモーン容疑者の行動が「奇妙」だと気づいており、また連邦捜査当局も半年前、国を脅迫した容疑でモーン容疑者を捜査していたそうだ。
モーン容疑者はペンシルべニア州立大学を卒業しているが、今回の事件において、第一級殺人と死体損壊などの罪で起訴されたという。(了)
出典元:abc7:Pennsylvania man Justin Mohn father shot before before being beheaded: district attorney(2/3)