空港で荷物の入ったコンテナが、旅客機のエンジンに吸い込まれる【動画】
アメリカの空港で、旅客機のエンジンが荷物の入ったコンテナを吸い込み、損傷した。
旅客機のエンジンが大破
その事故が起きたのは10月17日、場所はイリノイ州のシカゴ・オヘア空港とされている。
当時、ロンドンから到着したアメリカン航空の「ボーイング787」は、ゲートに向けて走行していたという。
その時、荷物の入ったコンテナを乗せた車両が、前を移動。すると突然、コンテナの1つが、「ボーイング787」のエンジンの1つに吸い込まれてしまった。
結局、この事故でコンテナは破壊され、また旅客機のエンジンも大破したという。下の動画は少し見えにくいのだが、ご了承いただきたい。
CCTV Visuals : This is how the American Airlines Boeing 787-9 plane (N834AA) Number Two engine (Genx-1B) ingested an unsecured cargo container (AKE type ULD) on the Taxiway Bravo at the Chicago O’Hare International Airport (ORD) on 17 October 2024.
Aircraft is grounded at the… pic.twitter.com/OtquiIWOtM
— FL360aero (@fl360aero) October 19, 2024
1機目のジェット噴射で飛ばされた
乗務員らによれば、当時コンテナを運んでいた車両は、2機のジェット機の間を移動していたという。
そして1機目のジェット噴射により、荷物の入ったコンテナが飛ばされ、2機目の「ボーイング787」のエンジンに吸い込まれたそうだ。
エンジンは大破したが、乗客乗員にケガはなく、その後、通常通り全員旅客機から降りたという。
今年5月には、オランダの首都・アムステルダムにあるスキポール空港で、KLM機のエンジンに人が吸い込まれ、死亡する事故も起きている。(了)
出典元:MailOnline:Incredible moment Boeing jet engine sucks up a luggage transporter as it was taxiing to the gate(10/21)