Facebook/Lee County Sheriff's Office

アメリカのフロリダ州で、プエルトリコの刑務所から脱獄した男が拘束された。

偽名を使い、アメリカで暮らしていた

その男とは、Jorge Milla-Valdes容疑者だ。同容疑者は1987年にプエルトリコの刑務所から脱獄し、以来38年間も逃亡し続けてきたという。

そしてValdes容疑者は、「Luis Aguirre」という名前で、アメリカのフロリダ州で暮らしてきたそうだ。

しかし先日、リー郡保安官事務所の警察官が、Valdes容疑者を発見し、拘束した。

指紋を取り寄せ照合

リー郡保安官事務所によると、Valdes容疑者にはフロリダ州のモンロー郡において、強盗と凶器による加重暴行などの犯罪歴があったという。

そこで保安官事務所の逃亡犯捜索班は、プエルトリコから1986年の指紋の原本を取り寄せ、モンロー郡での捜査記録の指紋と照合。

指紋担当の監督官が調べた結果、指紋が一致し、「Luis Aguirre」とValdes容疑者が同一人物であることを確認したそうだ。

やがて、指紋の一致を知らされた警察官が、Valdes容疑者の元へ赴き、拘束した。

リー郡保安官のカーマイン・マルセノ氏は、「私のチームのスキルは、あらゆるレベルで比類のないものです」と述べ、捜査班を賞賛したという。（了）

出典元：ABC News：After 40 years on the run, escaped prisoner from Puerto Rico caught in Florida(3/9)