アフガンで強制的に結婚させられた少女が、夫から拷問の末に殺害される
アフガニスタンで先週、夫から拷問を受け、死亡した少女の遺体が発見された。
被害者は7歳から10歳の少女
その少女とはHameyaさん。年齢は7歳から10歳とみられており、7月29日の夜にBadghis州で遺体が発見されたという。
彼女は、2つの家族間で女児を交換する伝統的な「バダル(badal)」という慣習に基づき、自分より2倍以上も年上の男と結婚させられたと言われている。
しかし6カ月の結婚生活の後、Hameyaさんはその夫から拷問を受け、死亡。夫は現在逃走中で、少女の父親が事情聴取のために警察に拘留されているそうだ。
復讐のために妻を拷問か
「バダル」という慣習は、持参金を与えるのを避けることにより、結婚費用を節約するために2つの家族間で行われるという。
そして今回の事件は、交換されたもう一方の少女が夫から殺されたのがきっかけで、Hameyaさんの夫がその復讐のために彼女に拷問をして殺したとみられている。
犯人の夫は20歳から30歳とみられ、Hameyaさん以外に少なくとも1人の妻がいたそうだ。
アフガニスタンでは結婚できる年齢が、女性は16歳から、男性は18歳からと法律で決められているが、このように女児を交換する慣習は未だ根強く残っているという。
その原因は貧困や情勢不安と言われているが、この慣習によるものではなくても、アフガニスタンでは3人に1人の女性が18歳になる前に結婚させられているそうだ。(了)
出典元:METRO:Child forced to marry man twice her age is tortured to death in revenge killing(8/2)
出典元:MailOnline:Afghan child bride is tortured to death by her husband in a revenge killing after being forced to marry him in a traditional bridal exchange(8/2)