ロンドンの電車が扉を開いたまま走行、時速60kmで走る動画がショッキング
イギリスで扉が開いたまま電車が走行する事態となり、その様子が乗客によって撮影された。
乗客がその様子を撮影していた
この事態が起きたのは先週の土曜日の朝、ロンドンの地下鉄でのこととされている。
この路線はジュビリー線とされ、電車がFinchley Road駅とWest Hampstead駅の間を走行していた時、突然ドアが開いたまま走行することに。しかもこの時、速度は時速40mph(約時速64km)も出ていたそうだ。
この電車に乗り合わせていたChristiano Nopsさんは、その様子を目撃。ドアが開いたまま走行する姿を車内から撮影し、その後インスタグラムに投稿した。
@TfL new way to keep tubes cool in the summer – leaving the doors open 🙄 pretty bloody sketchy! #whatishealthandsafety? pic.twitter.com/ntQC0hNgL0
— Rory Brown (@roryfergusbrown) September 1, 2018
誰も非常ハンドルを引かない
またChristianoさんの友人であるRory Brownさんが、この映像をツイッターでシェア。「夏の間、車内を涼しく保つロンドン交通局の新たな方法、ドアを開けたままにしておくこと」とツイート、ロンドン交通局へメッセージを送った。
するとたちまち話題となり、動画を見たユーザーの中にはショックを受けた人もいたとか。なぜなら列車についている緊急ハンドルを、誰も引こうとしなかったからだ。
しかもRoryさんによれば、この時列車の片側にあるドア、少なくとも10個の扉が開いたままになっていたという。
交通局が翌日に返信、謝罪
ロンドン交通局はその後、このツイートに気づき、翌日の日曜日に返信。次のようにRoryさんに語りかけている。
「Hi、Rory!私たちはこのことについて昨日気づきました。列車は運航を中止しました。現在調査を進めています。私たちに知らせてくれて、本当に感謝しています。ご不便をおかけして申し訳ございません。皆さんの旅が問題なかったことを願っています」
この故障によりケガ人が出たことは報告されていないようだが、一歩間違えれば死傷者が出ていた可能性もあり、恐ろしい事態だったといえるに違いない。(了)
出典元:MailOnline:Shocking moment London tube train hurtles along track at speeds up to 40mph… while doors are wide OPEN(9/4)
出典元:BBC:Jubilee Line Tube train filmed with doors wide open(9/4)