戦闘機の整備中に作業員が誤ってバルカン砲を発射、F16が破壊される事態に
ベルギーでメンテナンス中に誤ってバルカン砲が発射され、そばにあった戦闘機が破壊される事故が発生した。
作業員が誤って引き金をひく
この事故が起きたのは先週の木曜日、場所はブリュッセルから南へ70kmほど離れた、Florennes空軍基地とされている。
当時、基地では2人の作業員が戦闘機のメンテナンス作業を行っていたが、そのうちの1人が誤ってバルカン砲の引き金を引いてしまったという。
そして弾は付近にあった3機目のF16戦闘機を直撃。満タンになった燃料タンクにあたり爆発、炎上したそうだ。
Brand in Florennes ! pic.twitter.com/Uwu9gS04r3
— Tony Delvita (@ebcrew00) October 11, 2018
1機が完全に破壊される
これにより4000万ユーロ(約51億円)するF16戦闘機1機が完全に破壊され、残りの2機も致命的な損傷を負ったとされている。
また事故の影響で、2人が救急車で病院に運ばれたが、その中には2番目の爆発によって聴覚に問題を引き起こした人もいるという。
また火災はすぐにコントロール下に置かれたが、基地内での作業は中断され、まだ被害の詳細は掴めていないようだ。
現在、調査が行われているが、火災を起こした機体は破壊され、もはや使いものにならないと見られている。(了)
出典元:INDEPENDENT:F-16 destroyed on airstrip after man accidentally triggers Vulcan cannon while working on fighter jet nearby(10/15)
出典元:Yahoo:The moment a Belgian mechanic accidentally destroys an F-16 fighter jet with cannon(10/15)