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米・メキシコ国境を越えようとした移民、1年間で280人以上が死亡

米・メキシコ国境を越えようとした移民、1年間で280人以上が死亡
flickr_Tony Webster

先日、メキシコとの国境を越えようとして、アメリカで拘留された少女が亡くなったが、毎年多くの移民が国境付近で亡くなっていることが明らかにされた。

 

1年間で281人が死亡

 

ABC Newsが入手した米政府の公開資料によれば、メキシコとの国境を越えようとして死亡した人数は、昨年の10月から今年の9月までの間で281人に上るという。

 

また米税関・国境警備局によって今月確認された死亡者は、先日亡くなった少女、Jakil Caal Maquinちゃん(7)を含めて4人だとし、その資料は先週の金曜日に更新されたそうだ。

 

ただし死亡が確認された人の多くは、米当局によって拘束される前に亡くなっているとか。

 

川で溺れたり、猛暑で倒れたり

 

例えば2018年に死亡が確認された50人は水の事故に遭い、川となっている国境を泳いで渡ろうとして、溺れたと考えられているという。

 

また当局によって27人の遺体も骨となった状態で発見されたが、これも強烈な暑さに晒されたことが原因だと見られているそうだ。

 

今回の報告書は今年の9月30日までの期間(会計年度)に調べられたものだが、その後情報は更新され、さらに32人の死亡者が加えられたとか。

 

 

亡くなった人のうち最も多いのはメキシコからの移民で、117人。また19人がグアテマラから、14人がホンジュラス、8人がエルサルバドルからの移民とされている。

 

残りの116人については、国籍などがよくわかっていない。

 

また2016年には国境を越えようとした329人の移民が死亡しており、今年の人数はそれよりわずかに下がっているという。

 

今回亡くなったJakilちゃんはグアテマラ出身で、収容施設において救急隊員によって診察された時には、40度以上の熱があったそうだ。

 

その後、ヘリでテキサス州の病院に運ばれ治療を受けるも、やがて心停止に陥り、死亡したと言われている。(了)

 

 

出典元:ABC News:More than 260 migrants died trying to cross the US southern border: Report(12/14)

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