スエズ運河で座礁したコンテナ船、いけないものを航跡で描いてしまう
先日、スエズ運河で日本の「正栄汽船」が所有する巨大なコンテナ船が座礁し、運河の往来を止めてしまったが、その前には奇妙な航跡を残していたと疑われている。
スエズ運河で身動きがとれなくなる
パナマ船籍で、台湾の海運会社「長栄海運(エバーグリーン・マリン)」が運行していたコンテナ船「エバーギブン」は、3月23日にエジプトのスエズ運河で座礁した。
この船の長さは400m、横幅は59m。中国からオランダへ向かう途中、スエズ運河に入ったが、座礁して身動きがとれなくなり、他の船の往来をふさいでしまったという。
しかもスエズ運河に入る前、紅海において、なんとも奇妙な航跡を残していたそうだ。
トラッキングデータで奇妙な形
ウェブサイト「vesselfinder.com」や「myshiptracking.com」のトラッキングデータによれば、「エバーギブン」は紅海において、男性器のような航跡を残していたという。
この件に関して、vesselfinder.comのスポークスマンも、トラッキングデータが正確であると確認しており、「ある種の陰謀や虚偽のデータの余地はありません」と述べている。
この航跡については、ツイッターユーザーの「Matthew Champion」さんが指摘。それらの画像をツイートし、その投稿は現在までに9000件以上もリツイートされている。
ただ投稿を見た人からは「待って。これが冗談なのか、意図的に描いたのか分からないわ」や「他のツイートで読んだけど、運河に入る前に不規則なコースをとるのは、かなり一般的らしいよ」といったコメントが寄せられている。
just to reiterate: about 10 percent of world trade has been at a standstill for 2 days because a cargo ship drew a giant dick in the Red Sea then wedged itself sideways in the Suez Canalhttps://t.co/hlN1PcmMhW pic.twitter.com/wfSKdrtpkj
— Matthew Champion (@matthewchampion) March 24, 2021
Mira @Armunho, que es verdad, que el Ever Green hizo de trayectoria una polla antes de entrar al Canal de Suez y quedarse encallado. 🤣🤣🤣🤣 pic.twitter.com/bFNtgO3ybv
— gyrovagus (@gyrovagus2) March 24, 2021
現在、「エバーギブン」は多くのダグボートによって引っ張られ、また重機によって岸付近が掘り進められているが、作業は遅れており、今後も多くの船舶の往来に影響が出るという。
「エバーギブン」は強い風と砂嵐によって視界不良になり、座礁を引き起こしたと考えられている。(了)
出典元:Vice:A Cargo Ship Drew a Giant Dick Pic in the Ocean Then Got Stuck in the Suez Canal(3/24)