スペインで母親を殺し、その肉を調理して食べた男の裁判が始まる
スペインで凄惨な事件を起こした男の裁判が始まり、注目が集まっている。
2019年2月に母親を殺害
その男とは、マドリードの東部に住んでいたAlberto Sánchez Gómez被告だ。
同被告は2019年の2月、母親のMaría Soledad Gómezさん(当時66歳)を殺害。その遺体をバラバラに切断し、遺体の一部を食べたという。
その後、友人からの通報により、警察が自宅へ踏み込み、Gómez被告を逮捕した。
🇪🇦 FLASH – Le "cannibale de de #LasVentas", qui avait étranglé puis découpé en morceaux sa mère, avant de la manger, a été jugé cette semaine à #Madrid. Le parquet espagnol a requis 15 ans de prison contre cet homme. (BFMTV) #Espagne pic.twitter.com/anikYZJJcr
— Mediavenir (@Mediavenir) April 25, 2021
遺体の一部を調理、保管していた
警察が、事件現場となった自宅に入った時、遺体の一部が部屋に散乱していたという。
また一部は調理されている最中で、その他の遺体はプラスチックの容器に入れられ、保管されていたそうだ。
Gómez被告自身も当時、母親の首を絞めたことを告白。遺体の一部を食べたり、時にはそれを犬に与えたりしていたと述べている。
パーソナリティ障害で苦しんでいた
しかし裁判で同被告は、母親の体を解体して食べたことを覚えていない、と語った。
Gómez被告は、逮捕される前から薬物依存と、パーソナリティ障害で苦しんでいたという。
また以前、母親に対する暴力が原因で警察に通報されており、逮捕時には接近禁止命令に違反していたと言われている。
まだ判決は出ておらず、今後も裁判は続けられるという。(了)
出典元:BBC:Man on trial in Madrid, Spain, for ‘killing and eating his mother’(4/21)