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ジョージ・フロイドさんの像に黒いスプレー、白人至上主義者の犯行か

ジョージ・フロイドさんの像に黒いスプレー、白人至上主義者の犯行か
Twitter/Carvd N Stone

「ブラック・ライブズ・マター」運動のきっかけとなったジョージ・フロイドさん。彼の像にスプレーがかけられているのが先日、見つかった。

 

目の周りに黒いスプレー

 

その像はニューヨーク市のブルックリンに最近、新しく建てられたばかりだったが、6月24日には目などの周りに、黒いスプレーがかけられていたという。

 

ニューヨーク市警は公共物の破壊、及び「ヘイトクライム」の事件として捜査を開始しており、この犯行は白人至上主義者のグループが行ったと見ている。

 

この像は除幕してからまだ5日しかたっておらず、台座には、白いスプレーで「パトリオットフロント」のマークが描かれていたそうだ。

 

「パトリオットフロント」は、米国の過激主義を追跡する「南部貧困法センター」によって、「白人民族主義者のヘイトグループ」とみなされ、2017年にバージニア州で死者を出した極右集会をルーツにしているという。

 

すでに4人の男の写真を公開

 

すでにニューヨーク市警は、防犯カメラから入手した、スプレーをかけたとみられる4人組の男の写真をツイッターに投稿し、情報提供を呼びかけている。

 

 

実は翌日の6月25日は、ジョージ・フロイドさんを殺害した罪で、ミネアポリスの元警察官であるDerek Chauvin被告に、懲役22年6カ月の判決が下された。

 

またジョージ・フロイドさんの像はニュージャージー州の町、ニューアークにも設置されていたが、これらも最近破壊されたという。(了)

 

出典元:NBC:Vandalism of new Brooklyn George Floyd statue may be hate crime, officials say(6/26)

出典元:ABC News:Police seek 4 suspects who vandalized George Floyd statue(6/25)

 

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