ドイツで発生した竜巻で建物が倒壊、40人が負傷し、10人が重傷

Twitter/Dorfkind

先日、ドイツ西部で猛烈な竜巻が発生し、多くの建物が被害を受け、人々も負傷した。

西部の都市で竜巻が発生

ドイツの気象庁は暴風雨警報を発令し、5月20日には場所によって時速130kmの強風が吹くと予測していた。

その日の未明には、西部にあるノルトライン＝ヴェストファーレン州の都市パーダーボルンで竜巻が発生、最大風速80マイル（時速128km）の風が襲い、家具店の建物が倒壊したという。また周辺地域でも多くの家の屋根が吹き飛ばされ、木が根こそぎ倒れたそうだ。

近くの町リップシュタットでは、倒木が出口をふさぎ、100人以上が地元の屋外プールに一時的に閉じ込められた。リップシュタット市消防局も「町全体が大きな被害を受けた」と述べている。

警察によれば、パーダーボルンの町では40人が負傷し、そのうち10人が重傷だという。

Neue spektakuläre Bilder und Videos vom #Tornado (Schäden gehen bis F3) aus #paderborn!!
Absolute Seltenheit#Unwetter pic.twitter.com/CByPOI6n6J

— Robert Boni 🇺🇦#climateActionNow 🇺🇦 (@RobertBoni6) May 20, 2022

Wie krass! Kollegin hat gerade auch nen Video aus Paderborn geschickt. Uff ey. pic.twitter.com/8XItabVCxM

— 1 flyer dude (@typdertweetet) May 20, 2022

Ja, Paderborn hats böse erwischt pic.twitter.com/zSDk3utCsr

— Dorfkind (ungeimpft☣️) 🇳🇴🗽 (@meistNachtaktiv) May 20, 2022

Im #Padersprinter in #Paderborn …#Tornado #Unwetterwarnung #Lippstadt pic.twitter.com/wD48DXUeFW

— Hozan Murad ☀️ (@HozanMurad) May 20, 2022

ドイツ南部でも大きな被害

一方、南部バイエルン州のブロムバッハ湖を訪れていた観光客は、接近する嵐を避けるため、約85平方メートルの小屋に避難。しかしその建物も激しい風により、横に傾いて倒壊したそうだ。

これにより子どもを含む14人が負傷。また女性1人（37）が重傷を負い、空から病院へ搬送されたという。

警察は人々に屋内にとどまるよう呼びかけ、嵐の影響で鉄道の運行は乱れたと言われている。

その後、嵐は去ったが、ネットには破壊された街の様子や、建物の被害の状況などが、数多く投稿されている。（了）

#Tornado Schäden aus #paderborn. Der Tornado zog MITTEN durch die Stadt 😳#Unwetter pic.twitter.com/2EKcg2bBjP

— Robert Boni 🇺🇦#climateActionNow 🇺🇦 (@RobertBoni6) May 20, 2022