ヨルダンの港で化学物質が爆発、黄色い有毒ガスに曝され13人が死亡
中東・ヨルダンの港で船に積まれようとしていた化学物質が落下し、爆発する事故が起き、多くの人が犠牲となった。
250人が体調を崩す
この事故が起きたのは6月27日、場所はヨルダン南部の町、アカバの港とされている。
当時、塩素の入ったタンクをクレーンで船に積もうとしていたが、それが落下。次の瞬間、有毒な黄色いガスが一気に噴き出したという。
トレーラーは車を走らせて、かろうじて避けたように見えるが、付近には多くの人がおり、黄色いガスに巻き込まれる様子が映っていた。この事故により13人が死亡し、およそ250人が体調を崩したと言われている。
لحظة سقوط صهريج الغاز السام في ميناء #العقبة #عاجل #الأردن #ميناء_العقبة #هنا_المملكة pic.twitter.com/mpJoO1XhcA
— قناة المملكة (@AlMamlakaTV) June 27, 2022
“غاز الكلورين السام يسبب أضرارا بالغة بالجهازين التنفسي والهضمي إضافة إلى الجلد”| اختصاصي الأمراض الصدرية والتنفسية، محمد حسن الطراونة#الأردن #العقبة #ميناء_العقبة #هنا_المملكة pic.twitter.com/TDCtnlZKX1
— قناة المملكة (@AlMamlakaTV) June 27, 2022
エリアを封鎖、専門家を派遣
ヨルダンの公安当局は当初、ガス漏れと説明したが、その後このエリアを封鎖し、専門家を派遣したそうだ。
国営のテレビ局はこの事故で13人が死亡したと伝え、もう一つの国営放送である「Al-Mamlaka TV」は、199人がまだ病院で治療を受けていると報じている。
地元の保健当局のジャマール・オベイダット医師は、人々に対して、窓やドアを閉めて屋内にとどまるよう呼びかけたという。
救急隊はその後の声明で、市内に影響はないが、状況を注視していると述べている。また港湾の操業は一時停止され、現在付近に備蓄されている穀物のサイロを点検しているそうだ。(了)
出典元:METRO:Dockworkers flee for their lives after toxic chemical explosion at port(6/27)