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アルツハイマーを患っていた夫が妻を殺害、刃物で20回以上刺す【スペイン】

アルツハイマーを患っていた夫が妻を殺害、刃物で20回以上刺す【スペイン】
flickr_Bogdan Migulski

スペインの住宅で、認知症を患っていたイギリス人の夫が、妻を刺し殺す事件が起きた。

 

69歳になる妻がキッチンで死亡

 

この事件が発生したのは11月4日、場所はスペインのリゾート地、ベナルマデナにあるマンションだとされている。

 

その日の午後10時30分頃、通報があり、警察は夫婦の部屋へ急行。69歳になる妻が、キッチンで死んでいるのを発見したという。

 

また80歳の夫はベッドに横たわっており、その後逮捕されたそうだ。

 

家庭内暴力で3回逮捕されていた

 

警察によれば、夫はアルツハイマー病であると診断されており、認知症を伴う精神疾患も患っていたという。

 

また殺された妻は、夫によって20回以上刺されていたと考えられている。

 

実は、夫はここ数カ月のうちに、家庭内暴力で3回も逮捕されていたという。しかし被害者である妻は、保護措置も求めず、訴えることもしなかったそうだ。

 

そして今回の事件に至ったのだが、殺される前、妻は助けを求めて警察に電話を掛けてきたという。

 

しかし現場に到着した警察は玄関から入ることができなかったため、テラスと非常階段を使って部屋に押し入ったそうだ。

 

夫がどういう動機で妻を刺したのか、理由は分かっていない。しかし認知症になると感情のコントロールがきかなくなるとも言われている。(了)

 

出典元:LBC:British man, 80, arrested on suspicion of stabbing his wife to death at home in Costa del Sol(11/5)

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