逆走した車が、マラソンをしていた75人の集団に突っ込む【動画】
アメリカで、マラソンをしていた集団に車が突っ込み、多くの人がケガを負う瞬間が撮影された。
新人の警察官らがマラソンをしていた
この事故が起きたのは11月16日午前6時29分ごろ(現地時間)、場所はカリフォルニア州のロサンゼルス郡とされている。
当時、道路では約75名の新人の警察官が集団でマラソンをしていたという。
そこへ逆走してきた車が突っ込み、次々と人をはねたそうだ。その瞬間もカメラが撮影しており、そこには恐ろしい事故の様子が映し出されていた。
Footage of SUV on the wrong side of the road running over LASD recruits
You’re going to have a tough time convincing me this was an accident. pic.twitter.com/brFgTE0Z0S
— Kevin Dalton (@KevinForBOS) November 17, 2022
合計で25人が負傷
ロサンゼルス郡保安官事務所によれば、この事故で車を運転していたニコラス・グティエレス容疑者(22歳)を、警察官に対する殺人未遂の疑いで逮捕したという。
またこの事故により、5人が重傷、4人が中程度の負傷、16人が軽傷を負ったそうだ。
負傷者の中には、頭部外傷、手足の欠損、骨折をした者もおり、少なくとも1人が人工呼吸器を装着しているという。
事故の原因は不明。カリフォルニア・ハイウェイパトロールは、事故が意図的なものか、脇見運転や飲酒運転の結果なのかを調査するとしている。
ただし飲酒検査ではグティエレス容疑者からアルコールは検知されておらず、車が集団に突っ込むときに加速しているように見えたとの目撃証言もあるそうだ。(了)
出典元:ABC News:Wrong-way driver arrested after crashing into 25 police recruits out for a run(11/18)