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トルコ南部で再び2回の地震、3人が死亡し、200人以上が負傷

トルコ南部で再び2回の地震、3人が死亡し、200人以上が負傷
Twitter/Memet Aksakal

トルコ南部で2月20日、2回の地震が発生し、再び人々を恐怖に陥れた。

 

M6.4とM5.8の地震が発生

 

2月6日に発生した、M7.8とM7.5の地震により、トルコ南部とシリア北部は甚大な被害を受けた。

 

そして20日にも、トルコ南部のハタイ県でM6.4とM5.8の地震が発生。少なくとも3人が死亡し、213人が負傷したと発表された。

 

SNSにも、避難している建物の中で人々が身構えたり、また建物が倒壊し、粉塵が舞い上がったりする様子が投稿されている。

 

地震の深さは、わずか2km

 

欧州地中海地震センター(EMSC)によると、今回の地震は深さ2kmで発生し、震源地はトルコ南部ハタイ県の都市、アンタキヤ付近で、シリア、エジプト、レバノンでも揺れが感じられたという。

 

ハタイ市のLütfü Savaş市長は、今回の余震が県全体にさらなる破壊を引き起こし、すでに被害を受けている地域で、人命が失われている可能性があると懸念を示し、「いくつかの建物は破壊され、瓦礫の下敷きになっている人もいます」と語っている。

 

 

アンタキヤに住む女性、ムナ・アル・オマルさんは、M6.4の地震が発生した時、公園のテントの中にいたという。

 

彼女は取材に対し、7歳の息子を抱いて泣きながら「足元で大地が割れるかと思いました」と語っている。(了)

 

出典元:The Guardian:Turkey hit by two more powerful earthquakes two weeks after disaster(2/20)

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