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【動画】ストリップクラブを守った!拳銃を持ったマスク姿の巨漢を素手で取り押さえた警備員がたのもしい

【動画】ストリップクラブを守った!拳銃を持ったマスク姿の巨漢を素手で取り押さえた警備員がたのもしい
TampaPD/Twitter

米フロリダ州のタンパ警察署は3月21日、ストリップクラブに拳銃とフラッシュライトを持って入ろうとしたマスク姿の男を逮捕したと発表した。同時に公開された、防犯カメラの映像が話題を呼んでいる。

 

拳銃を持った異様な姿の男

 

3月19日の深夜1時15分頃、車でストリップクラブ「Mons Venus」の近くに到着したマイケル・ラッドマン容疑者(44歳)。巨体を丸めてまっすぐ店の入り口に向かう彼の姿は、異様なものだった。

 

顔には赤と黒のマスクをかぶり、腕には “kill”と“darkk one”と書かれていたのだ。さらには、片手に拳銃、片手にフラッシュライトを持っていたという。

 

制圧までの一部始終が防犯カメラに

 

その姿に気づいた警備員の行動がこちらだ。

 

 

ラッドマン容疑者が扉を開けた瞬間に、銃を持っている手を取り押さえ、銃を振り払った警備員。警備員に拳銃を奪われても、容疑者はあきらめることなく、ズボンがずり落ちながらも警備員に襲い掛かっている。しかし、駆け付けた人々によって、容疑者は取り押さえられた。

 

周囲の人にはケガはなく、警備員も軽症で済んだという。見事な身のこなしを見せた警備員は、Manny Resto氏。元プロレスラーだ。

 

ラッドマン容疑者のポケットには、フル装填された弾倉が2丁入っていたとのこと。もしストリップクラブへの侵入を許してしまったら、大量の犠牲者が出ていたかもしれない。

 

全裸ありのストリップクラブ

 

今回、容疑者がターゲットにした「Mons Venus」は、40年以上の歴史を持つ全裸ありのストリップクラブだ。

 

 

18歳から入場でき、女性も入場可能だ。ストリップクラブにしては珍しく、お酒の提供はない。

 

このストリップクラブにラッドマン容疑者が訪れたのは、事件の日が初めてではないことは捜査で明らかになっている。

 

メンタルヘルスに問題を抱えていた

 

ラッドマン容疑者は、DVや暴行、危険運転、アルコールまたは薬物服用後の運転などにより、告訴をされた経験があったという。

 

現在、ラッドマン容疑者は保釈なしで拘留されている。3月24日に開かれた裁判で、ラッドマン容疑者の弁護士は、彼がメンタルヘルスの問題を抱えていたことを主張している。そのことが理由で、昨年にはフロリダ州ピネラス郡の保安官事務所により、銃器の購入や所持、受け取りの禁止を言い渡されていた。

 

ラッドマン容疑者が大家をしていたアパートの住民も、彼が1年中オノなどを持ってウロウロしていたと、メディアの取材で答えている。さらには、彼は常にマスクをかぶっており、自分を悪魔の息子だと話していたそうだ。

 

なぜ彼は今回の事件を起こしたのか。その動機については明らかになっていない。(了)

 

参考:TAMPA.GOV「Tampa PD arrests masked, armed suspect attempting entry at gentleman’s club」(3/21)

参考:10 Tampa Bay「Tampa club gunman in devil mask had a history of violence」(3/25)

参考:Mons Venus

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