ロシア国内で再び貨物列車が脱線、爆発後に線路から外れる
ウクライナとの国境に近いロシア領内で、再び貨物列車が脱線した。先日に続き、2回目となる。
爆発の後に列車が脱線
列車が脱線したのは5月2日の19時47分(現地時間)、場所はウクライナとの国境を接するロシアのブリャンスク州とされている。
ブリャンスク州のAlexander Bogomaz知事によれば、爆発物が爆発した後、貨物列車の機関車両と数両の客車が線路から外れたという。
鉄道会社は、ブリャンスク市近郊のスネジェツカヤと、ベリエ・ベレガ間の線路の一部で発生したと伝えている。
その後、救急隊員らが現場に掛けつけ、この路線の全ての列車の運行が停止されたが、死傷者は出ていない模様。
5月1日にも貨物車が脱線
5月1日の朝にも、ブリャンスク-ウネチャ線で同様に貨物列車が脱線し、この時は機関車両と7両の客車が炎上したという。
またこの地域では、ロシアがウクライナに侵攻して以来、多くの妨害行為が行われているそうだ。
今回の脱線に関しても、ロシアの鉄道当局は「鉄道輸送の仕事に対する違法な干渉」と表現している。(了)
出典元:BBC:Second goods train derailed in Russian Bryansk border region(5/2)