かぎ針編みの天才少年!ビジネスを成功させ、母国も支援する11歳がすごい
編み物といえば、どちらかというと中高年の女性が得意というイメージを持つ人も多いのではないだろうか。
そんな中、海外で弱冠11歳にして、非常に高いクオリティのかぎ針編み作品を生み出す男の子が注目を浴びている。
5歳から動画を見ながら独学で学ぶ
11歳の若さで独創性に富んだ高いクオリティのかぎ針編み作品を制作するのは、エチオピア出身で、現在は米国ウィスコンシン州ラクロス在住のJonah Larsonくん。
https://www.instagram.com/p/BuDTQORBGyl/
Jonahくんは既にインスタグラムで15万人近く、You Tubeでも3万人近いフォロワーを有している。
そんなJonahくんが、かぎ針編みを始めたのはわずか5歳の時。
かぎ針編みによって作られたバッグをもらったというJonahくんは、You Tubeの動画を見ながら独学でそのやり方を学んだという。
かぎ針編みをマスターした後はビジネスまで!
ほどなくしてかぎ針編みのやり方をマスターしたJonahくんは、ミトンやブランケット、テーブルクロスといった作品を次々と生み出す。
さらにJonahくんは作品を制作するだけには留まらず、母親Jenniferさんの手を借りて自らが手掛けたかぎ針編み作品を販売するビジネスまで始めてしまう。
その名も「Jonah’s Hands」。JonahくんとJenniferさんによるビジネスでは、既に捌ききれないほど多くの注文を受け取っているという。
けれどもビジネスとなっても尚、Jonahくんはかぎ針編みの制作が大好きなよう。
「とても大変で忙しく、混沌とした学校生活の中、帰宅して家の片隅で大好きなお母さんの隣に座りながら、かぎ針編みをすることができるということをわかっているのは、ただ嬉しいことです」と話している。
学年を飛び級、NPOとも提携
しかしJonahくんのすごいところは、かぎ針編みの技術が高いだけに留まらない。
IQテストにおいて高得点をたたき出したJonahくんは、学校の学年を飛び級。
将来の夢は外科医になることだとして、学校でも真剣に勉強に取り組んでいるようだ。
さらにエチオピア出身で米国で養子となったJonahくんは、母国エチオピアの非営利組織「Roots Ethiopia」と提携。
貧しい田舎の学校の支援や、子供を持つ母親が自分の強みを活かしたスモールビジネスを始める支援を行う同団体と提携することで、母国エチオピアの人々に貢献しているという。
独創的で高品質のかぎ針編み作品を生み出すだけに留まらず、NPO団体と提携し既に社会への貢献を果たしているJonahくん。まだ11歳の彼がどのような大人になるのか、見届けるのが楽しみだ。(了)
出典:Boredpanda:This 11-Year-Old Boy Learned To Crochet At The Of Age 5 And Is Now Called A Crocheting Prodigy
出典:Gofundme:Help Expand Jonah’s Hands To Ethiopia
出典:npr:Wisconsin Boy Is Hooked On Crocheting And Giving Back (2/5)