カタール航空の翼に虹がかかる!ドイツ上空で撮影された写真が美しい
ドイツ人の写真家(フォトグラファー)が撮影した、カタール航空の写真が美しいとして、注目を集めている。
自宅の裏庭で撮影
その写真家とは、Nick Beyersdorfさん(20)。彼は先日、Bambergにある自宅の裏庭で母親と一緒にいる時に、上空を通過するカタール航空の機体を目撃したという。
その機体は高度2万6000フィート(約8000m)を飛行していたが、翼の背後には虹の帯が作られて後方へなびいていたため、すぐにカメラで撮影したと語っている。
するとその写真が美しいとして注目を集め、ニュースサービスのSWNSに掲載されることに。
太陽の近くで氷の結晶が反射
このような雲はエンジンから排出される水蒸気や、機体の周りにある水蒸気が凝固し始め、空気中にある粒子を凍らせることで形作られるという。
つまり高度が上昇すると気温が低くなり、水蒸気などは氷の粒子となり、それが雲になると考えられている。
その雲が太陽の近くで形作られる時、水蒸気や氷の結晶が光に反射し、このような虹色の模様が生み出されるそうだ。
過去にも似たような写真が撮影されたことがあるが、このような長い帯の虹は珍しいと言えるに違いない。(了)
当初、この写真を見た時には画像が加工されていることも疑ったが、あまりにも模様が複雑で細かく、加工では表現できないと考え、掲載するに至った。しかし今後、画像処理が判明した場合には、すぐにこの記事を削除する予定であるため、その点をご了承いただきたい。
出典元:MailOnline:Qatar Airways plane creates amazing rainbow ‘contrail’ in the sky as it flies over Germany(6/4)