【米国】テレワークする人の12%がカメラをoff 理由は服
新型コロナウイルスの影響で、多くの企業が勤務形態をリモートワークに切り替えている。そんな中、米国で調査が行われ、これまであまり知られれていなかったリモートワークの実態が明らかになった。
12%がオンラインミーティングでカメラをオフに
調査を行ったのは、インタラクティブ・ブレゼンテーション・ツールを提供するMentimeter社。米国でテレワークする1500人を対象にアンケートを実施したところ、「Zoom(ズーム)」や「Skype(スカイプ)」、「Google ハングアウト」などを使ったオンラインミーティングの際に、12%の人たちがカメラをオフにしていると分かった。理由は、「裸か、もしくはそれに近い格好でいるから」というものだった。
それとは逆に、44%の人がオンラインミーティングの際、ビジネスに適した服にわざわざ着替えていることも明らかになった。テレワークの利点の一つとして、普段着で働けることが挙げられるが、カメラには普段着のまま映りたくないという人が結構いるようだ。
背景を作り込む人も
自分の姿だけでなく、背景にも気を配りたくなるのは当然だろう。上司や同僚に見られたくないものが映ってしまうと、誰でもバツが悪いもの。今回の調査では、オンラインミーティングの前に部屋の片付けをするだけでなく、家具の位置を変えるなど大掛かりな模様替えをした人が16%いた。
なかには高級マンションの部屋の写真を拡大してプリントアウトし、それを背後の壁に張って、上司や同僚を見事に騙した人もいたそう。
オンラインだと意見を聞いてもらえない気がする
オンライン・ミーティングと対面のミーティングを比べると、コミュニケーションの質にも違いが出てくるようだ。半数以上の約56%の人が、「オンラインだと自分の意見やアイディアをあまり聞いてもらえない」と感じているとのこと。
また、23%の人は「職場で同僚と顔を合わせることがなくなって淋しい」と言っている。(了)
出典元:UPI:Survey: 12 percent of at-home workers skip video due to lack of clothes(3/26)
出典元:Busines Insider:8 surprising statistics about people’s work-from-home habits(3/26)