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カナダのトルドー首相、若い時に顔を黒塗りにした写真が暴露される

カナダのトルドー首相、若い時に顔を黒塗りにした写真が暴露される
Twitter/Canada Proud

カナダでは総選挙が行われたが、その最中、再びジャスティン・トルドー首相が顔を黒塗りしている写真が浮上した。

 

2001年にパーティーで撮影された写真

 

その写真には、当時29歳だったトルドー氏が、顔を黒く塗り、舌を突き出す様子が映っていた。

 

これは2001年に、バンクバーで開かれた「アラビアン・ナイト」をテーマにしたパーティーで撮影されたものと見られている。

 

顔を黒く塗る行為は、欧米では黒人を揶揄するものとして受け止められ、人種差別的な行為だと受け取られかねない。

 

保守党を応援するグループが投稿

 

この写真は、選挙で中道右派の最大野党「保守党」を応援するグループ「Canada Proud」によって、9月20日にツイッターに投稿された。

 

現在、トルドー首相率いる「自由党(リベラル)」は選挙戦で、ライバルの保守系の政党と競っており、苦戦していると伝えられている。

 

また彼の黒塗りの写真は、2019年の選挙中にも暴露され、トルドー首相は当時「仮装したことを深く後悔し、人種差別性に気づかないのは(自らの白人としての)特権のせいだ」と述べたという。

 

トルドー首相は選挙戦において、新型コロナ対策に言及。「カナダ人には、科学に従う政府が必要だ」と訴え、保守党を牽制した。

 

カナダでの総選挙は9月20日投票が行われ、トルドー首相率いる「自由党」が「保守党」を抑えて勝利。第1党を維持し、トルドー首相の3期目の続投が確実になったという。(了)

 

出典元:METRO:Justin Trudeau sticks tongue out in new blackface picture(9/20)

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