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北米の広い範囲で皆既日食、多くの人々が空を見上げる【動画】

北米の広い範囲で皆既日食、多くの人々が空を見上げる【動画】
X_NASA

メキシコやアメリカ、カナダで4月8日、皆既日食が観測され、多くの人々が楽しんだという。

 

多くの州で次々と皆既日食を観測

 

アメリカではまずテキサス州から始まり、やがて北東方向のオクラホマ州やアーカンソー州、ミズーリ州などで、次々と皆既日食が観測された。

 

約3100万人が皆既日食の経路に住んでいるとされ、また大多数のアメリカ人が部分日食を観測できたと考えられている。

 

 

皆既日食が始まると、辺りは暗くなり、集まって空を見上げていた人々の間から歓声が上がり、その様子がSNSにも投稿されている。

 

自由の女神と部分日食

 

ニューヨークにある自由の女神の上空では、部分日食が観測されたという。

 

 

下はMLBの球場での光景。

 

 

こちらは宇宙ステーションから見た、皆既日食時の地上の様子。黒い影に覆われていくのが分かる。

 

 

観光局によれば、この日は全米で人々が皆既日食を観測できる場所へ移動するため、400万人から500万人が旅行に出ると考えられるという。

 

アメリカで次の皆既日食が見られるのは、2044年の8月23日。しかしこの時に観測できる地域は、モンタナ州とノースダコタ州、サウスダコタ州だけとなる。

 

2045年8月12日には、皆既日食がアメリカの西海岸か東海岸まで通過し、その範囲はカリフォルニア州やネバダ州などから、アラバマ州やフロリダ州、ジョージア州の一部までカバーするという。

 

ちなみに日本では、皆既日食が見られるのは、11年後の2035年とされている。(了)

 

出典元:ABC News:Solar eclipse live updates: Total eclipse crosses northeastern US(4/9)

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