離岸流で海に流されたワンコ、「AirTag」のおかげで奇跡的に救助される

Facebook/San Diego Fire-Rescue Department
アメリカのカリフォルニア州で、海に流されたワンコが、奇跡的に救出された。
「AirTag」で追跡したら海へ
そのワンコとは、5歳になるラブラドール・ミックス犬の「Sadie」だ。
「Sadie」は11月30日、サンディエゴの自宅から逃げ出し、行方が分からなくなったという。
しかし「Sadie」の首輪には「AirTag」が取り付けられていたため、飼い主はそれを手掛かりに追跡したところ、「オーシャンビーチ」にまでたどり着いたそうだ。
「AirTag」とは「Apple」が開発した紛失防止タグで、財布や鍵、カバンなどに取り付けることにより、紛失時に「探す」アプリを使って位置を特定できるという。

海に犬がいるとの通報
その後、あるサーファーが、ミッション湾の海の中で犬を見たと、サンディエゴ消防局のライフガードに通報。これにより、消防局はジェットスキーで1時間にわたる捜索を行った。
もっとも当初、海で広範囲にわたる捜索が行われたが、犬を発見できず、ライフガードたちは引き上げようとしていたという。
しかしその時、2台目のジェットスキーが、沖合い約800mで「Sadie」を発見。ライフガードたちは急いで出動し、「Sadie」をボートへ引き上げたそうだ。
その後、「Sadie」はビーチで飼い主と再会を果たした。
「Sadie」がなぜ海の中にいたのかは、厳密には明らかになっていないが、岸から沖に向かう離岸流によって流されたと考えられている。(了)
出典元:ABC News:AirTag helps locate Labrador swept out to sea as lifeguards pull off miraculous rescue(12/4)


























