角がデカっ!米国の牛が世界一長い角を持つとしてギネス記録を更新
アメリカで暮らすロングホーンという種類の牛が、角の長さで世界一に認定され、ギネス記録を更新した。
先端から先端までの長さは3m以上
今回、記録を塗り替えたロングホーンとは、アラバマ州の村、Goodwaterの牧場で暮らす「Poncho」だ。
ギネス世界記録によれば、「Poncho」の角の先端から先端までの長さは10フィート7.4インチ(約323.74 cm)もあり、これはコンサートで使用されるグランドピアノの幅の2倍以上に及ぶという。
これまでのタイトルはテキサス州で暮らすロングホーンの「Sato」が保持していたが、「Poncho」の角はそれより1インチ(約2.5cm)長く、今回ギネス世界記録に認定された。
珍しく真っ直ぐに角が成長
「Poncho」はJeral Pope Srさんが経営する牧場「Green Acres」で、生後6カ月の頃から育てられてきたそうだ。
そもそもロングホーンの角にはさまざまなバリエーションがあり、同じ形の角は2つないとも言われているのだが、「Poncho」の場合、4歳の頃から角がカーブする代わりにまっすぐに伸び始めたという。
このためPopeさんの家族は、「Poncho」が世界記録を塗り替えるのではないか、と考えるようになったとか。
またギネス記録に認定される以前から「Poncho」はCoosa郡でも有名人で、地元の人々が立ち寄っては、リンゴやニンジン、マシュマロなどを与えていたそうだ。
しかも強そうな角を持っているにも関わらず、性格はとても穏やかだという。
ただし以前、牛アブが「Poncho」に止まったとき、彼が角を振り、おかげで飼育員さんを川に落としてしまったこともあるそうだ。(了)
出典元:Guinness World Record:Horns of plenty: steer from Alabama has horn span wider than the Statue of Liberty’s face!(6/14)
出典元:ABC News:Texas longhorn breaks Guinness World Record for nearly 11-foot horns(6/18)