豪で7年間も行方不明だったヒツジ、大量の毛を身に付け発見される
オーストラリアで長い間、行方不明とされた1頭のヒツジが、意外な姿となって発見された。
2013年に起きた山林火災
そのメスのヒツジは、タスマニア島で飼育されていたのだが、2013年に山林火災が起きた時に、仲間とはぐれたと考えられている。
ところが4月24日、農家のAlice Grayさんが家族とバーベキューをしていた時に、敷地に現れたという。
その後、Grayさんはこのヒツジに「Prickles」と名づけ、飼育しているそうだ。
フェンスを作り直した時に農場に入ったか?
Grayさんによれば、2013年に山林火災が起きた時、農場のフェンスが全て焼け落ちてしまったという。
その後、フェンスは再び作り直されたが、その時このヒツジが農場の中に閉じ込められたのではないか、と考えているそうだ。
もっともGrayさんは、それまでこのヒツジが農場内にいるとは知らなかったが、ある夜シカを見張るために設置したカメラに、ふわふわとした丸いものが映っていたとか。
そして今回、バーベキューをしている時に現れたのだが、あまりにも毛が多く、巨大になっていたため、最初見た時には「一体あれは何?」と思ったという。
Grayさんは今後、このヒツジの毛を刈りとり、売ったお金を新型コロナウイルスで苦しんでいる難民のために寄付する予定だと語っている。(了)
出典元:METRO:Prickles the sheep found seven years after going missing in Australian bushfire(4/24)