フェイクじゃない!フィリピンで撮影されたコウモリが巨大すぎる
以前、フィリピンで撮影された大きなコウモリの写真が、再び注目を集めている。
軒下にぶら下がる巨大コウモリ
その写真をツイッターに投稿したのは、ユーザーの「@AlexJoestar622」さんだ。
実はこの写真は2018年に、台湾人のフェイスブックグループ「爆廢公社公開版」にも投稿されている。当時はグループのメンバーが、どんな種類のコウモリなのか知りたいと思い写真を投稿したと考えられている。(写真の所有者は特定されていない)
そして今回、「@AlexJoestar622」さんが、同じコウモリの写真をツイートし、再び注目を浴びることに。
投稿された写真はフィリピンで撮影されと見られ、そこには建物の軒下のような場所で逆さまにぶら下がっている、コウモリの姿が映っていた。
実際に生息する「フィリピンオオコウモリ」
このコウモリは「フィリピンオオコウモリ(giant golden-crowned flying fox)」と呼ばれる種類で、翼を広げた長さが最大で1.7mにまで成長するという。
「@AlexJoestar622」さんはツイッターで、「人間大(サイズ)」と語っており、確かに翼の長さはそうだが、コウモリの体自体はそこまで大きくはない。
この写真はフェイクではなく本物で、他のユーザーらも同じような大きなコウモリの写真を投稿している。
「フィリピンオオコウモリ」は人間を襲うことはないらしく、ベジタリアンで、主にフルーツなどを食べ、通常は森にある洞窟の奥で暮らしているそうだ。
ただ現在は、森林開発や密猟などで数が減っており、絶滅が危惧されているという。(了)
出典元:METRO:This photo of a ‘human-sized’ bat is not a fake(7/6)
出典元:Taiwan News:Rare sighting of endangered megabat in Philippines(2018/8/13)