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豪に生息するカササギフエガラス、キックボードの少年を執拗に攻撃

豪に生息するカササギフエガラス、キックボードの少年を執拗に攻撃
Instagram/w_j_s_m_c

オーストラリアで、少年がある鳥に執拗に追い回される動画が撮影された。

 

少年が執拗に追われる

 

その映像が撮影されたのは、ニューサウスウェールズ州の街、Wollongonだという。

 

そこにはキックボードに乗った少年が、マグパイ(カササギフエガラス)と呼ばれるフエガラス科の鳥に、執拗に追い回される様子が映っていた。

 

撮影したのは少年の父親であるWayne Sherwoodさん。彼はその後「オーストラリアは美しい場所だが、地元の鳥は殺し屋。(略)気をつけて(笑)」といったコメントとともに、動画をインスタグラムに投稿した。(現在、インスタグラムでは削除されているため、9NEWSの動画をご覧いただきたい)

 

縄張りに侵入した者を襲う

 

この動画はその後、Brown Cardiganさんによってシェアされ、現在までに70万回以上も再生されているが、見た人からも「同じような危険な目に遭った」とするコメントが寄せられたという。

 

マグパイのこの行動は、自分のヒナや巣を守るためのもので、縄張りに侵入した者を襲う習性があるそうだ。

 

今年は暖冬のためか、巣作りが早く行われ、しかもより攻撃的になっているといった証言もあるとか。

 

マスクの影響で相手を見分けられない?

 

その理由として考えられるのは、マスクの影響だ。

 

そもそもマグパイは知能が高く、最大で100人の顔を覚え、認識できると言われている。しかし今年はマスクしている人が多いため、マグパイが自身にとって脅威になる人間か、そうではないのかを見分けることができない可能性が指摘されている。

 

実際、政府機関「Birdlife Australia」のSean Dooley氏も、次のように語っている。

 

「この鳥は、以前に友人もしくは脅威と認めた人間を認識できないのかもしれません。マグパイが、ある人物を大丈夫だと思っていても、その人がマスクを着用した場合、見分けることができないのかもしれません」

 

マグパイはオーストラリアでは、毎年9月から11月に子育てを行うと言われ、その期間の6週間は人間を襲うことがあるため、Dooley氏も注意を呼びかけている。

 

CNNでは、昨年の9月にもオーストラリアで自転車に乗った高齢者の男性がマグパイに襲われ、フェンスに激突した後、地面に投げ出されて死亡したと伝えている。(了)

 

 

出典元:MailOnline:Terrified boy screams in panic as a VERY aggressive magpie repeatedly swoops at him while he rides a scooter on a footpath – leaving his dad in stitches(9/28)

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