動物園で飼育されている最高齢のペンギン、その年齢はなんと41歳だった!
動物園で飼育されている最高齢のペンギンが、先日ギネス世界記録に認定されたのをご存知だろうか。
デンマークの動物園で飼育されている
そのペンギンとは、デンマークのOdense動物園で飼育されているメスの「Olde」だ。
ジェンツーペンギン(Pygoscelis papua)の「Olde」は、2020年10月4日の時点で、なんと41歳と141日を迎えたという。
このため現在、飼育されているペンギンとしては世界で最高齢となり、先日ギネス世界記録に認定された。
Female gentoo penguin Olde moved to Odense Zoo in Denmark back in 2003 and her name translates to ‘great-granny’ in Danish!
Keepers Sandie Munck and Mette Heikel are honoured to take care of the oldest living penguin in captivity 🐧 pic.twitter.com/IbhiWFzMRB
— GuinnessWorldRecords (@GWR) October 14, 2020
とても物静かで落ち着いている
飼育されているジェンツーペンギンの寿命は約30年とされており、野生の場合は寿命がその約半分、約15年から20年しか生きられないそうだ。
最近まで最高齢だったとされるペンギンは、「Tess」と呼ばれるメスのケープペンギン(pheniscus demersus)。アメリカのコロラド州にある動物園で暮らし、2015年に40歳で死んでしまったという。
さらに歴史を振り返れば、以前は42歳まで生きたオスのケープペンギンもいたとされている。
ペンギンを飼育しているOdense動物園のSandie Munck さんらによれば、「Olde」はとても物静かで落ち着いており、決して他のペンギンや飼育員にも感情を露わにはしないという。
また動物園の広報担当のDanni Larsenさんも「ギネス世界記録にOldeが認められるまでのプロセスは、飼育係とオフィスの両方で話題になっています。私たちは、すべてのペンギンと同様にOldeや、飼育係が彼女に与えるケアを本当に誇りに思っています」と述べている。(了)
出典元:Guinness World Records:41-year-old penguin from Danish zoo breaks record with her extraordinary age(10/14)