ボトルを鼻で押さえてゴクゴク、ミルクを自分で飲むゾウの子供が賢い
ミルクの入ったボトルを自らの鼻で押さえて飲み続ける、ゾウの子供の映像が撮影された。
孤児として2019年に保護される
その姿が撮影されたのは、ケニアの首都、ナイロビにある保護施設「Sheldrick Wildlife Trust」だという。
その子供のゾウの名前は「Bondeni」。2019年、赤ん坊の時に孤児として、アニマル・レスキューセンターに保護されたという。
そして今ではすっかり成長し、暖かい乳児用ミルクの入ったボトルを自分の鼻で押さえ、自らゴクゴク飲むようになったそうだ。その様子がこちら。
傷のために歩くのが困難だった
「Bondeni」は2019年、チユル・ヒルズ山脈に隣接する村において1頭でさまよっている所を発見され、その後リハビリセンターで保護されたという。
当時、「Bondeni」は溶岩の原っぱを歩いてきたせいか、足のふくらはぎが裂傷で覆われてしまい、歩くのも困難になっていたとか。
しかしその後、センターで治療を受けてからすぐに足は回復、やがてゾウの幼児用のセンターへ送られ、今ではすくすくと成長しているらしい。
飼育員はたいてい、赤ん坊のゾウには手を使ってミルクを飲ませるが、成長すると自分でボトルを押さえて飲むのを好むゾウもいるという。
また飼育員は、野生の時と同じ栄養が取れるよう、3時間ごとに暖かい乳児用のミルクを作り、ゾウの子供たちに与えているそうだ。(了)
出典元:MailOnline:Thirsty work: Adorable moment orphaned baby elephant gets to grips with holding its own feeding bottle(2/3)