オーストラリアでクモの巣が大量発生、草や道路標識まで白い糸で覆われる
オーストラリアで、クモの巣がいたるところに作られ、その様子が写真で紹介された。
洪水の後に大量の巣が出現
大量のクモの巣が確認されたのは、ビクトリア州の街、East Gippslandとされている。
そこでは先日、洪水が起き、多くのクモは高い場所へ避難。
その結果、草や低木、道路標識まで、白いクモの糸で覆われたという。
決して珍しいことではない
先週、この地域では豪雨に襲われ、一部の地域が閉鎖。停電も起きたため、数千人の住民が電気のない状態に置かれたそうだ。
またシドニー大学のDieter Hochuli教授によれば、この巣を作ったのは「シートウェブ・スパイダー」と呼ばれる種類で、洪水の後にこのような光景が出現するのは、決して珍しいことではないという。
実際、2012年にはニューサウスウェールズ州でも、やはり洪水の後にクモの巣が大量に発生し、まるで地上が雪で覆われたようになったそうだ。
Ew too many spiders.. A house is surrounded by spiderwebs next to flood waters in Wagga Wagga, Australia, March 6/12. pic.twitter.com/sqtNgHQ
— Kay 👽🍷 (@__KayM__) March 22, 2012
今回のクモの巣の写真はその後、掲示板「Reddit」に投稿され、シェアした人からも「燃やすこともできないのだから、本当に恐ろしい」や「太った鳥が出てきそう!」といったコメントが寄せられている。(了)
出典元:Mirror:‘Spider apocalypse’ hits Australia and blankets area in thousands of spooky webs(6/15)