スコットランドで牛が駅のホームに出現、電車を待っていた?
イギリスのスコットランドの駅に、牛が現れるという、ユニークな出来事が起きた。
待合室に入っていく
その牛が目撃されたのは、スコットランドの町、グラスゴーにあるポロクショーズ・ウエスト駅だ。
6月13日の夕方、駅の壊れかけたフェンスの隙間から、若い牛がホームに迷い込み、屋根のある待合室を覗き、入っていったという。
無論、電車を待っていたわけではなく、その後牛はホームから降りて線路沿いに歩き、去っていったそうだ。
Just waiting on the next train to Cowdenbeef…
The CCTV team providing the goods this evening!
P.S is that not the cutest cow you’ve ever seen?😅🐮^Megan pic.twitter.com/eBP5XrEp0O
— ScotRail (@ScotRail) June 13, 2022
鉄道の管理会社が牛の安全を確認
その後、鉄道を管理している「ネットワーク・レール・スコットランド」は、この牛の安全を確認したという。
Happy to confirm we’ve attended this area and secured the fence. The wee coo is safe! 🐮 pic.twitter.com/Tx68mCCR1b
— Network Rail Scotland (@NetworkRailSCOT) June 13, 2022
また運航サービスを提供している「ScotRail」の広報担当者は、ユーモアを交えて、次のように述べている。
「このお客様(牛)が、カウデンビーフへの行き方を調べようとしていたのかどうかはわかりません。(略)ありがたいことに、牛はモーモーと鳴いて、列車を止めることはなく、しばらくして、駅から自分の畑へ戻っていきました」
その後、グラスゴー市議会は、この牛が近くのポロック・カントリー・パークにいる50頭のハイランド牛のうちの一頭であることを確認したという。
もっともハイランド牛が脱走するのは、これが初めてではない。昨年11月には、数頭の牛が囲いから抜け出し、美術館の「バレル・コレクション」の横を歩いているところを発見されたという。
また今回のポロクショーズ・ウェスト駅にも出没し、列車が通過するのを止めた後、囲いに戻されたそうだ。(了)
※下のBBCの記事には動画もあるので、是非ご覧いただきたい。
出典元:BBC:Young bull caught on CCTV at Glasgow station(6/14)