Facebook/Georgia Crewe

イギリスでタクシーに乗りこみ、長距離の旅をしたワンコがいるという。

朝の散歩中に居なくなってしまう

そのワンコとは、北ウェールズの町、レクサムで暮らす3歳の「ラルフ」だ。

「ラルフ」は2月13日の朝、飼い主のジョージア・クルーさんと散歩をしている時に、姿を消してしまう。

実はこの時、「ラルフ」はタクシーに乗り込んでしまい、遠く離れたイングランドのマンチャスター空港まで旅をしたという。

空港から自宅へ一旦連れて帰る

当時、タクシーの運転手も「ラルフ」に気づいたが、飼い主が分からなかったため、一旦車に乗せて空港まで向かったそうだ。

その後、タクシーの運転手は、「ラルフ」を空港から自宅のあるウェールズ北東部のFlintshireに連れて行き、そこで飼い主を探し始めたという。

当時、飼い主のクルーさんとタクシー運転手も、SNSに「ラルフ」の情報を投稿していたため、やがて居場所が判明。

数時間後には、クルーさんがタクシー運転手の元へ、「ラルフ」を引き取りに向かったそうだ。クルーさんは、次のように語っている。

「私は、ラルフが家に帰ろうとして道路を横断し、最悪の事態になることを心配していました。でも、彼は安全な場所を探す分別があったし、ラルフが戻ってきたことは信じがたいことです」

結局、「ラルフ」はウェールズからマンチェスターの空港まで、往復160kmの旅をしたことになるという。（了）

出典元：METRO：Dog jumped in taxi for 100-mile ride after getting lost on walk(2/14)

出典元：BBC：Wrexham: Missing dog takes 100-mile round-trip in taxi(2/14)