モルドバ大統領の愛犬、オーストリア大統領の手を噛んでしまう
ウクライナの隣国であるモルドバ。その大統領の愛犬が、オーストリアの大統領の手を噛んでしまったという。
官邸の中庭を散策中に、紹介される
その愛犬とは、モルドバのマイア・サンドゥ(Maia Sandu)大統領に飼われている「コドルト(Codrut:小さな森)」だ。
11月16日、モルドバを訪れたオーストリアのアレクサンダー・ファン・デア・ベレン大統領は、サンドゥ大統領と官邸の中庭を散策し、彼女から「コドルト」を紹介されたという。
しかし「コドルト」は、差し出されたファン・デア・ベレン大統領の手を噛んでしまったそうだ。その様子がこちら。
Moldovan President Maia Sandu’s dog bites visiting Austrian President Van der Bellen on the hand 😂 pic.twitter.com/oqauL57EVr
— Global Observer X (@GlobalObserverX) November 17, 2023
大勢の人がいて怯えていた
サンドゥ大統領はその後、謝罪し、「コドルトという名前の保護犬が、近くに大勢の人がいて、怯えていた」と説明した。
オーストリアのファン・デア・ベレン大統領は、モルドバの国会議長とも会談を行ったが、その際手には包帯(もしくは絆創膏)が巻かれていたという。
ファン・デア・ベレン大統領は、インスタグラムで「私を知っている人は皆、私が大の犬好きであることを知っており、彼(犬)の興奮も理解できる」とコメント。
さらにサンドゥ大統領や他の当局者との会談は「非常に良かった」とし、「訪問の最終日には、犬に小さなおもちゃを与えた」と述べたという。
今回の会談では、スロベニアのナタシャ・ピルク・ムサール大統領も出席し、モルドバのEU加盟に焦点が当てられたそうだ。(了)
出典元:The Guardian:Moldovan president’s dog bites hand of Austrian president(11/17)