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フランスで最年少、34歳の首相が誕生、同性愛者であると告白

フランスで最年少、34歳の首相が誕生、同性愛者であると告白
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フランスで1月9日、新たな首相が任命され、注目を集めている。

 

教育大臣や政府の報道官も歴任

 

その首相とは、ガブリエル・アタル氏だ。彼は現在、34歳で、フランスにおいて最年少の首相になるという。

 

また彼は以前から同性愛者と告白しており、教育大臣や政府の報道官としても脚光を浴びていたそうだ。

 

前任のエリザベス・ボーン氏は、外国人の強制送還について、政府の権限を強化する移民法をめぐる政治的混乱を受け、1月8日に辞任した。

 

大統領も新首相にメッセージ

 

マクロン大統領(46)はアタル首相と協力し、数日中には新政権を発足させる予定で、残りの閣僚も留任すると見られている。

 

マクロン大統領はSNSの「X」において、アタル氏に対し「あなたのエネルギーと献身を、頼りにできるとわかっています」とメッセージを送った。

 

引継ぎ式でアタル氏は「共和国史上最年少の大統領が、史上最年少の首相を任命する、そのことを今、私は読み、耳にしました。私はそれを、大胆さと行動の象徴としてのみ見たいと思います。それはまた、おそらく何よりも、若者に対する自信の象徴でもあります」と述べた。

 

ただフランスでは、極右政治家のマリーヌ・ルペン氏が主張する反移民・反イスラムの考えが勢いを増しており、マクロン大統領も安全保障と移民問題で右傾化しているという。

 

マクロン大統領の2期目は2027年まで続き、憲法上、連続での3期目は禁止されている。(了)

 

出典元:ABC News:Gabriel Attal is France’s youngest-ever and first openly gay prime minister(1/9)

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