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米司法省、全てのエプスタイン・ファイルを公開したと主張、議員らは不十分と批判

米司法省、全てのエプスタイン・ファイルを公開したと主張、議員らは不十分と批判
X_@TrumpUpdateHQ

アメリカの司法省は2月14日、性犯罪者のジェフリー・エプスタイン被告に関する、全てのファイルを公開したと主張した。

 

言及されただけの名前も含まれるリスト

 

パム・ボンディ司法長官とトッド・ブランシュ副長官が、連邦議員に送った書簡によれば、公開されたファイルには司法省が保有する全ての文書、そして氏名のリストが含まれていたという。

 

氏名のリストに挙げられた人物は、現在または過去の政府関係者、政治的に重要であった人物が含まれており、その名前がエプスタイン・ファイルに少なくとも一度は登場していたそうだ。

 

またその人物の中には、エプスタイン被告や共謀者のマクスウェル受刑者と直接メールで頻繁に連絡を取っていた者もいれば、逆に文書やニュース記事で言及されているだけの者もいるという。

 

その氏名リストには、ドナルド・トランプ氏やビル・ゲイツ氏、アンドリュー元王子(マウントバッテン=ウィンザー)、そしてビル・クリントン氏、また当時故人だったミュージシャンのジャニス・ジョプリンやエルビス・プレスリーの名前も含まれていたそうだ。

 

「加害者を守るのはやめろ」

 

しかしケンタッキー州選出の共和党下院議員、トーマス・マッシー氏は2月15日、ABCの番組「This Week」に出演し、「司法省は、この文書の公開で全て完了したと言いたいのだろうが、公開すべき重要なファイルがさらにある」と主張した。

 

その上でマッシ―氏は、司法省に対し、エプスタイン被告とその仲間を起訴するか否か、捜査するか否かの決定に関する内部メモやメールも公開するよう求めた。

 

マッシー氏は、司法省が一部の事件で被害者の身元を暴露する一方で、他の事件ではエプスタイン被告の性的人身売買に関与した有力者や共謀者と思われる人物の情報を、過度に隠蔽していると非難してきた。

 

またエプスタイン・ファイル透明性法案の共同起草者である、カリフォルニア州選出の民主党下院議員、ロー・カーナ氏も氏名リストについて、「司法省が、誰が加害者で、メールに誰が記載されていたのかを意図的に曖昧にしている」と非難、次のように述べた。

 

「エプスタインが17歳の時に亡くなったジャニス・ジョプリンと、数百人の若い女性への性的虐待で刑務所に入ったラリー・ナサールを同じリストに載せ、両者がどのように言及されているのか明確にされていないのは、全く馬鹿げている。加害者を守るのはやめろ。被害者の名前だけを伏せればいい」

 

エプスタイン・ファイルが公開されてから、すでに時間がたっているが、この問題ではまだ誰も起訴や捜査もされていない。(了)

 

出典元:BBC:Bondi criticised after saying all Epstein files have been released(2/15)

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