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ブラジル大統領選で、左派のルラ氏が勝利、極右のボルソナロ氏が敗れる

ブラジル大統領選で、左派のルラ氏が勝利、極右のボルソナロ氏が敗れる
Twitter/Christopher Bouzy

ブラジルで大統領選挙の決選投票が行われ、左派の元大統領が現職のボルソナロ氏を打ち破り、当選した。

 

両陣営が拮抗していた

 

今回、ブラジルの大統領に選ばれたのは、元大統領のルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ氏(77)だ。

 

選挙管理委員会によれば、99%の票を集計した時点で、ルラ氏は50.8%の得票率を獲得。2018年に当選した極右の大統領・ボルソナロ氏の得票率は49.1%にとどまったという。

 

これによりルラ氏の当選が確定したが、今回の選挙はブラジル史上最も激しい戦いとされ、両陣営が拮抗していたと言われている。

 

大統領選挙の結果が報じられた時、ルラ氏の支持者らは選挙の勝利と、過激な極右大統領の失脚を祝ったという。

 

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汚職容疑をかけられ1年半投獄

 

ルラ氏は元工場労働者で、ちょうど20年前にブラジル初の労働者階級の大統領に就任したという。

 

しかし2018年、ルラ氏には汚職容疑がかけられ、有罪となり、1年半ほど投獄されたそうだ。

 

その後、ブラジルの最高裁は、汚職裁判での判決は、主席裁判官の偏見に基づくものだと判断。判決は無効になり、ルラ氏は政治的に復帰することができたという。

 

そして今回、再び大統領選で勝利を収めた。勝利宣言の演説で、ルラ氏はアマゾンの熱帯雨林を保護することを約束。

 

また人々に対しても「これは私や労働者党、あるいは選挙戦で私を支持した政党の勝利だけではない。政党や個人的な利益、イデオロギーを超えて形成された民主主義の運動の勝利であり、民主主義が勝利を収めたのです」と述べたという。

 

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新型コロナで約70万人が死亡

 

過激な極右思想のボルソナロ氏は、国営企業の民営化や減税といった経済政策には一定の評価があったとも言われている

 

しかし環境破壊を進め、女性や同性愛者に対する差別的な発言を繰り返してきたという。

 

また新型コロナウイルスを「ただの風邪」と呼び、十分に対策を取らず、結局約70万人(69万人)のブラジル人が死亡したと言われている。

 

ボルソナロ氏は、事前の世論調査の結果を受け、投票システムに疑念を表明。アメリカのトランプ氏と同じように、大統領選挙の結果を受け入れないのではないか、との見方も囁かれている。(了)

 

 

出典元:The Guardian:Brazil election live: Lula triumphs over far-right incumbent Bolsonaro in stunning comeback(10/31)

出典元:MailOnline:Jair Bolsonaro LOSES to left-wing rival in runoff of Brazil’s knife-edge election: Ex-president Luiz Inacio beats far-Right populist after millions cast their votes in tight contest… so will the ‘Trump of the Tropics’ concede defeat?(10/31)

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