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ロシアのプーチン大統領がマリウポリを訪問、疑惑が浮上

ロシアのプーチン大統領がマリウポリを訪問、疑惑が浮上
Twitter/max seddon

ロシアの国営メディアは3月19日、プーチン大統領がウクライナ東部の都市、マリウポリを訪問したと伝えた。

 

自ら車を運転し、住民と対話

 

プーチン大統領は3月18日にクリミア半島を訪問し、その後マリウポリにヘリコプターで向かったという。

 

そしてプーチン大統領は自ら車を運転し、マリウポリのいくつかの地区を訪問。車を降りて、住民らと会話を交わしたそうだ。

 

 

ウクライナのゼレンスキー大統領は、部隊の士気を高め、戦略を議論するために何度も戦場を訪れているが、プーチン大統領は戦争中、ほとんどロシア国内にとどまってきた。

 

また外国の要人との会談や、安全保障会議においても、プーチン大統領は相手や部下と距離を置き、座っていた。このことから、マリウポリを訪れたのが、本当にプーチン大統領なのか、疑問の声が出ている。

 

ウクライナの内務大臣顧問であるAnton Gerashchenko氏は、プーチン大統領が安全保障会議で部下と距離を置いて座っている姿と、マリウポリで住民と対話をしている姿の写真を投稿。

 

「彼(プーチン)は、マリウポリの住民よりも、彼の部下の方を恐れているのか?」と疑問を呈した。

 

 

またウクライナのサイト「New Voice of Ukraine」の編集長であるEuan MacDonald氏も、「(もし本当だとしたら)クレムリンからのシュールな映像、しかしこれはリアル?」と投稿し、疑問を投げかけている。

 

新たな徴兵制の導入

 

一方、イギリスの国防省は、ロシアが今後、軍の人員拡大のために、より広い徴兵制を導入するとの見方を示した。

 

新しく更新された情報によれば、ロシア下院議員は、男性の徴兵年齢を現在の18-27歳から21-30歳に変更する法案を提出したという。この法律はおそらく可決され、2024年1月に施行される可能性があるそうだ。

 

またロシアの民間軍事会社「ワグネル」のエフゲニー・プリゴジン氏は、5月中旬までに約3万人の戦闘員を新たに募集する予定だと述べている。

 

実際に先週、ロシアの42都市に開設されたワグネル採用センター内では、1日に平均500〜800人が採用されていると明らかにした。(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war live: Putin visits Mariupol in first trip to occupied eastern Ukraine – as it happened(3/19)

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