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地球の影に入る時間は1時間以上、皆既状態が非常に長い月食が今月起きる

地球の影に入る時間は1時間以上、皆既状態が非常に長い月食が今月起きる
VIRTUAL TELESCOPE PROJECT2.0

今月、これまでに比べ非常に長い時間、皆既月食が起きるのをご存知だろうか。

 

約1時間43分も皆既月食が続く

 

月食とは太陽と月の間に地球が入り、3つがちょうど一直線に並んだ時、地球の影に月が入り込む現象のことをいう。

 

そして7月27日から28日にかけては皆既月食となり、それが1時間42分57秒も続くとみられている。

 

英紙METROなどでは、この時間が21世紀に起きる月食の中でも、最も長いものとなると紹介している。(本サイトでは確認は取れていない)

 

ちなみに21世紀に入って最も短かった皆既月食は、2015年4月4日に起きた4分48秒で、逆に今年の1月31日に起きた皆既月食は、1時間16分も続いたという。

 

EarthSky

すぐ近くで火星も明るく輝く

 

月食の時間が長くなるのは、この日に月が地球から最も遠く離れた地点の1つに到達するから、と考えられている。

 

これにより地球の影の範囲(penumbra)も広くなり、その分月が隠れている時間も長くなるという。(ただし月が遠く離れれば、umbra〈本影〉の範囲は逆に狭まる)

 

しかも月が暗くなる分、隣にある火星の光が強くなり、普段よりも明るく輝き、大きく見えると言われている。

 

王立天文学会のRobert Massey氏は、TIMESにおいて次のように語っている。

 

「夜空で火星の隣にある月食を見るのは、本当に素晴らしく貴重な機会です。人々は2つの明るい物体を見ることになるでしょう。写真を撮影する人にとっては、素晴らしいチャンスです」

 

日本では28日未明に部分食が始まる

 

AstroArtsによれば、今回の月食は日本では28日の未明から明け方にかけて観測できるそうで、部分食が始まるのは午前3時24分、皆既食は午前4時30分から6時14分になるという。

 

ただ惜しいことに東京の場合、月の入りは4時49分になるため、日本の多くの場所でも皆既月食が始まった時点で、まもなく月が地平線に沈んでしまうらしい。(ただし西へ行くほど月の入りは遅くなる)

 

皆既月食が最後まで見られないのは残念だが、明け方の月食の姿も見る価値はあるかもしれない。(了)

 

 

出典元:METRO:Blood Moon in July set to be the longest total lunar eclipse of the 21st century(7/9)

出典元:EarthSky:Century’s longest lunar eclipse July 27

出典元:THE TIMES:Blood moon brings longest lunar eclipse(7/8)

出典元:AstroArts:2018年7月28日 皆既月食

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