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2つの人工衛星が衝突?!欧州宇宙機関が初めて回避行動を実施

2つの人工衛星が衝突?!欧州宇宙機関が初めて回避行動を実施

欧州宇宙機関(ESA)の人工衛星が、別の人工衛星と衝突する可能性が高まったため、回避行動が初めて行われた。

 

衛星集団「Starlink」と衝突の可能性

 

ESAのデブリ(宇宙ゴミ)専門家は先日、2つの稼働している衛星が衝突する可能性を発見したという。

 

そのうちの1つはESAの衛星「 Aeolus」で、もう1つは5月にスペースXによって打ち上げられた60個の衛星集団「Starlink」の1つだとされている。

 

このため専門家は「Aeolus」が高度を上げ、「Starlink」の上を通過するようにすれば、人工衛星が安全になると判断。

 

衝突が予測される地点より離れた場所で、スラスター(軌道修正用の小型ロケットエンジン)を噴射。高度を上げ、その後の計算により、衝突が回避されることが確認された。

 

衝突回避行動は非常に珍しい

 

ESAによれば、実際に稼働している衛星間でこのような衝突回避行動をとるのは、非常に珍しいという。

 

そしてESAは以前から「Starlink」のような衛星集団が打ち上げられた場合は、衝突の危険性が高まると警告してきたそうだ。

 


また将来、より危険性が高まった場合、今回のようにエンジニアが手動で衝突場所を計算し、衛星をその通り道の外へと移動させることは不可能になるとの見方を示している。

 

このためESAでは衛星を守るため、人工知能(AI)を活用し、衝突回避を自動化する計画を立てているという。(了)

 

 

出典元:INDEPENDENT:SATELLITE FORCED TO DODGE ‘MEGA CONSTELLATION’ FLOATING ABOVE EARTH(9/2)

出典元:Yahoo!:A European Satellite Had to Fire Thrusters to Avoid Colliding With a SpaceX Satellite(9/3)

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