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歯のない口、指が2本しかない恐竜の化石、モンゴルのゴビ砂漠で発見

歯のない口、指が2本しかない恐竜の化石、モンゴルのゴビ砂漠で発見
The University of Edinburgh/Michael Skrepnick

モンゴルのゴビ砂漠で、これまでにないオウムのような恐竜の化石が複数発見され、注目を集めている。

 

両手には指が2本しかない

 

この化石を発見したのは、イギリスのエジンバラ大学などの研究者らだ。

 

彼らはモンゴルにあるゴビ砂漠の発掘現場で、調査を実施。その結果、「Oksoko avarsan」と名付けられた複数の化石を発見した。

 

この化石は約1億年前のものとみられ、両方の手(前足)には指が2本しかなかったという。また体は羽毛で覆われ、雑食性だったと考えられている。

 

恐竜がライフスタイルを変えた?

 

今回発見された恐竜は全長2mまで成長しており、現代に生きる、あるタイプのオウムに似た、歯のない大きなくちばしをしていたそうだ。

 

この化石は、3本指の恐竜「オヴィラプトル」科の中でも、指が2本しかない最初の証拠になるとか。

 

研究者は、前足を進化させることができたのは、恐竜が食事やライフスタイルを変えることができ、多様化して増殖することを可能にさせたことを示唆している、と述べている。

 

社会的な動物だった可能性

 

また研究者は、「Oksoko avarsan」が他の先史時代の種と同様に、子供の頃は社会的な動物だったことを突き止めたという。実際、4匹の若い恐竜の化石は、ともに休んでいる状態で発見されていたそうだ。

 

エジンバラ大学地球科学学部のGregory Funston博士は、この発見によって、オウムのような生物のグループが6800万年以上も前にどのように繁栄したのかが明らかにされたと述べた上で、次のように語っている。

 

「Oksoko avarsanは興味深いです。なぜなら骨格は完全に残され、休んでいる時に保存(化石に)された状況からして、彼らが若い時にはグループで共に歩き回っていたことを示しています。しかしより重要なのは、2本の指です。これは私たちに、手や前足がオヴィラプトルの進化を通して変化してきたことに注目するよう促しています。このことは以前には研究されていませんでした」

 

今回の研究には、エジンバラ大学の他、カナダのアルバータ大学、Philip J Currie恐竜博物館、日本の北海道大学、モンゴル科学アカデミーの研究者も関与しているという。(了)

 

出典元:The University of Edinburgh:Lost digits point to spread of parrot-like dinosaur(10/7)

出典元:BBC:Toothless dinosaur with just two fingers discovered(10/8)

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