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スコットランドにある先史時代の遺跡から、岩に刻まれた鹿の絵を発見

スコットランドにある先史時代の遺跡から、岩に刻まれた鹿の絵を発見
Twitter/Historic Environment Scotland

先史時代に刻まれたと思われる鹿の絵が、スコットランドで初めて発見され、注目を集めている。

 

新石器時代から青銅器時代の初期のものか

 

その鹿の彫り物が見つかったのは、スコットランドの街、キルマーティン・グレンにある遺跡の「Dunchraigaig Cairn(Cairnは石塚、墓地)」だという。

 

考古学の経歴を持つHamish Fentonさんが偶然、岩に刻まれた鹿の姿を発見したそうだ。彼は発見した当時の様子を次のように語っている。

 

「(埋葬室に入り)トーチで照らしてみると、屋根板の下側に岩の自然な痕跡とは思えない模様があることに気づきました。さらに光を当ててみると、雄鹿が逆さまになっているのが見え、さらに周囲を見回すと、岩の上にさらに動物が現れたのです」

 

「Historic Environment Scotland(HES)」によると、この絵は、4000年から5000年前、新石器時代から青銅器時代の初期に刻まれたと考えられるという。

 

スコットランドでは初めての発見

 

キルマーティン・グレンは、スコットランドで最も重要な新石器・青銅器時代の遺跡が集中している場所の1つとされている。

 

しかしこれまでスコットランドで、このような動物の彫り物が見つかったのは初めてだとか。

 

またイギリス全土では、鹿の彫り物がいくつか見つかっているが、初期青銅器時代に作られたものは「非常に図式的」であったという。HESのスコットランド・ロックアート・プロジェクトの主任研究員であるTertia Barnett博士は、次のように語っている。

 

「ヨーロッパの一部の地域では知られていますが、スコットランドにはこのような先史時代の動物彫刻は存在しないと考えられていました。ですから今回、歴史あるキルマーティン・グレンで初めて発見されたことは、非常にエキサイティングなことです。この非常に稀な発見は、英国の先史時代のロック・アートは主に幾何学的で非具象的であったという仮説を完全に覆すものです」(了)

 

出典元:BBC:Extremely rare prehistoric animal carvings found for first time in Scotland(5/31)

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