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イギリスで177年も育てられていた巨大なオオオニバス、新種だと判明

イギリスで177年も育てられていた巨大なオオオニバス、新種だと判明
Twitter/Kew Science

イギリスの植物園にある巨大なオオオニバスが、新種であることが明らかにされた。

 

他の種と考えられていた

 

そのオオオニバスが見つかったのは、ロンドンのキュー地区にある「王立植物園(Royal Botanic Gardens)」だ。

 

ここにはさまざまなスイレン科のハスが育てられていたが、このオオオニバスはそれまで、177年間も誤って他の種と考えられていたという。

 

しかし今回、詳細な科学的調査により、新種であることが判明した。

 

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3種すべてを観察、詳細な絵を作成

 

世界的なスイレン専門家である園芸学者のカルロス・マグダレナ氏は、この植物が他の2つの巨大種、ビクトリア・アマゾニカとビクトリア・クルジアナとは異なるのではないかと、長い間疑っていたという。

 

そこで、ボリビアの科学者たち(ボリビア国立植物園、サンタクルス植物園、ラ・リンコナダ公共植物園)が、キューの植物園にいくつかの種(タネ)を寄贈したそうだ。

 

その上でカルロス氏と、植物学イラストレーターのルーシー・スミス氏は、3種すべてを観察。詳細で科学的な絵を作成したという。

 

その結果、3つの植物のあらゆる部分が全く異なっていることが判明、このオオオニバスが科学的には新種であることを発見した。

 

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葉の幅は3メートル以上

 

このオオオニバスは、生息している南米のボリビアに因み、「Victoria boliviana」と名付けられたという。

 

またこれは世界最大のスイレンの記録を持ち、葉の幅は3メートル以上にもなるそうだ。

 

このオオオニバスは、他の2つの種と全く同じ条件で一緒に育てることができるが、イラストレーターのルーシー・スミスさんは、「偏見かもしれませんが、3種のうち、新種は最も美しい花のひとつだと思います」と語っている。

 

キュー地区にある「王立植物園」は1852年に建てられ、この巨大な睡蓮たちは、当時のビクトリア女王に因んで名前が付けられたという。(了)

 

出典元:BBC:Scientists discover new giant water lily species(7/4)

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