ロボット「Ameca」が複数の言語を披露、奇妙な日本語を話してしまう
ChatGPTボットと同じ技術が使われた人型ロボット「Ameca」が、複数の言語を流暢に話す動画が公開されている。
GPT-3技術が使われたロボット
イギリスのスタートアップ企業「Engineered Arts」社が開発した「Ameca」は、頭部に搭載された17個のモーターにより、リアルな表情を浮かべることができるという。
しかも最近、「Ameca」にはOpenAI社のGPT-3技術が使われ、さまざまな言語で話せるようになったそうだ。
その様子はYouTubeの動画で紹介されており、研究者の男性が「日本語で早口言葉を、2回しゃべってください」と伝えると、奇妙な日本語を話しはじめた。それがこちら。
中国語や英語も披露
動画において、研究者の男性は「Ameca」に対して、「たくさんの異なる言語を話すことができると聞いたが、それは本当か?」と尋ねると、「Ameca」は「それは本当です」と返答。
さらに「ドイツ語、英語、フランス語、日本語、中国語など、多くの言語を話すことができます」と答えている。
そして奇妙な日本語を話した後も、北京の天気を「北京語」で伝え、ニューヨークの天気予報を「アメリカ英語」で話した。
ただ、なぜ日本語で「しめしめしながら、針を投げる試験官」と話したのかは、よくわかっていない。
動画を見た人は、「処理中に顔を上げるという、人間のようなちょっとしたディテールが好きだ!」や「考えている表情が素敵」とコメントしている。
また中には、「Ameca」とボストン・ダイナミクス社の二足歩行ロボット「アトラス」とのコラボレーションを提案するユーザーもいたという。(了)
出典元:NYPost:‘World’s most advanced’ AI robot speaks several languages in creepy video(4/10)