スター・ウォーズの世界を再現した「ギャラクシーズ・エッジ」がオープン、その内部を詳しく解説
米カリフォルニアのディズニーランドで5月31日、多くのファンが待望していたスター・ウォーズの世界を再現したエリア、「ギャラクシーズ・エッジ(Galaxy’s Edge)」がついにオープンした。
構想に5年、建設費用は1000億円以上!
米カリフォルニアのディズニーランド内でスター・ウォーズの世界を忠実に再現したエリア、「ギャラクシーズ・エッジ」は米ディズニーが構想と建設に5年以上もの歳月をかけて誕生したもの。
その面積は約14エーカー(約5万6000平方メートル)と東京ドームがすっぽり入ってしまうほどの大きさで、建設にかかった費用は総額10億ドル(約1100億円)にも上るという。
尚、5月31日から6月23日の間にギャラクシーズ・エッジを訪れることを望む人は、事前予約が必要とのこと。
さらにギャラクシーズ・エッジでの滞在は4時間に制限されているとのことなので、注意が必要だ。
ギャラクシーズ・エッジとは一体?
ギャラクシーズ・エッジにおいて再現されているのは、“バトゥー”という名の惑星。訪れた人をバトゥーへと“輸送”することが出来るという設定になっている。
この内部は“ファースト・オーダー”、“ライズ・オブ・ザ・レジスタンス”、そして“ビレッジ”の3つのエリアに区分。それぞれのエリアにおいてはライドはもちろんのこと、ショップにおいて自分だけのドロイドやライトセーバーを製作したり、はたまたエイリアンと交流を図ったりといった異なる体験が出来るようだ。
ギャラクシーズ・エッジにおいては、ショップやレストランが充実しているのも特徴だ。
シリーズ第1作に登場した、ジャズラウンジを模した“オーガのカンティーナ”という名のバーにおいては、ディズニーランドとしては初となるアルコールの提供も行われる。
レストラン“ドッキング・ベイ7 フード・アンド・カーゴ”においては、惑星ならではのエキゾチックな料理が楽しめるという。
ちなみにディズニーのChris Kelly氏によると、これらのショップやレストランの運営を行うのは“現地のバトゥー人”であるとのことだ。
目玉はやはり、ミレニアム・ファルコン!
しかしギャラクシーズ・エッジにおける目玉は、なんといっても“ミレニアム・ファルコン”だ。
ミレニアム・ファルコンといえば、ハン・ソロと相棒のチューバッカが操縦するスター・ウォーズシリーズにおいても人気の宇宙船。
ギャラクシーズ・エッジにおいてはその忠実なレプリカが再現されており、その大きさは30メートル以上にもなるという。
訪れる人はそのコックピット内へと足を踏み入れ、6人で共にミレニアム・ファルコンを操縦することが出来るようになっているとのことだ。
ギャラクシーズ・エッジ内においても、3つに分けられたエリアの一つであるライズ・オブ・ザ・レジスタンスのオープンは、今年後半が予定されているとのこと。
また8月29日には米フロリダのディズニーランドにおいても、これと同様のスター・ウォーズの世界を再現したエリアがオープン予定となっている。
スター・ウォーズファン待望のギャラクシーズ・エッジをついにオープンさせた米ディズニーランド。“ライズ・オブ・ザ・レジスタンス”とフロリダにおけるスター・ウォーズエリアのオープンも控え、今後も米ディズニーランドからは目が離せなさそうだ。(了)
出典:Disneyland:Star Wars: Galaxy’s Edge, an All-New Land!
出典:CBS News:Star Wars: Galaxy Edge to open at Disneyland on Friday after five years of planning(5/30)
出典:Fox News:Sneak peek: Star Wars: Galaxy’s Edge puts Disneyland guests on Batuu(5/30)
出典:Bloomberg:「スター・ウォーズ」ランドを初公開-入園者数更新か(5/30)