Youtube/WhistlinDiesel

AIロボットが人の仕事を奪うだろう、などと言われているが、シェフという職種に限って言えば、ここしばらくは安泰のようだ。炒め物を作るように命令された人型ロボットの動画が話題になり、再生回数が630万回を超えている。

ロボットに料理させてみた

動画はアメリカで知られたユーチューバーのCody Detwillerさんが投稿したもの。彼は中国の人型ロボット「Unitree G1」を8万ドル（約1200万円）で購入し、昼食を作らせることにした。

開発した杭州宇樹科技は「人間の手の動きをシミュレートし、物を正確に操作することができる」と謳っているので、できないこともなさそうだ。

そこでDetwillerさんは、「おまえが食事を作るなら、俺はこっちの部屋でフォートナイト（ゲーム）をやってるから、いいな？」と言い、ロボットの手にフライパンの柄をテープで固定し、肉野菜の炒め物を作らせる。

ところがロボットはフライパンの中身を床にぶちまけてしまい、自分でそれを踏んずけて滑り、ぶざまに転倒。下の動画の7:50あたりからがその料理シーンだ。

「最高のコメディ」

料理で大失敗するロボットを見た人たちは、こんなコメントを書き込んでいる。

食べ物の中で滑り回るロボットなんて、最高のコメディだ。ーー@117JamesRoss

ロボットが滑り始めた時、これまでの人生で一番笑ったよ。息ができなくなりそうだった。この動画は最高のコメディだね。ーー@Agent77-77

この動画は、Youtubeで見れる最も嘘のないリアルなロボットの姿だ。ーー@Carminesilano

この料理シーンは「ロボットを乱用したらどうなるか？」というタイトルの動画の一部。Detwillerさんは他にも、ロボットに大型ナイフを持たせたり、透明ガラスに向かって走らせるなどして、能力と安全性のテストを行っている。（了）

出典元：Daily Mail:Chefs, your jobs are safe for now! Humanoid robot attempts to cook a stir–fry – but ends up flinging the food on the floor and slipping over in the mess(11/3)