Switch news

知っておきたい世界のニュース

「何もいないよ、何も…」カモを恐れ、横歩きして離れていくペンギンが人間みたい

「何もいないよ、何も…」カモを恐れ、横歩きして離れていくペンギンが人間みたい
YouTube/T&T Creative Media

カモを恐れて視線をそらしながら逃げていく、ユニークなペンギンの姿が撮影された。

 

視線を合わせず、空を見上げる

 

この動画を撮影したのは、オランダ人の旅行家であるBrigitte Gijsmanさんだ。

 

彼女は先日、南米にあるイースト・フォークランド島のVolunteer岬を訪れ、カモに遭遇するペンギンの様子をとらえたという。

 

動画には1羽の「オウサマペンギン」が登場。そばにいたカモを前に、落ち着かない様子だったそうだ。

 

その後、ペンギンはカモと視線を合わせないようにするため、突然空を見上げ、やがてゆっくりとサイドステップで恐る恐る離れていった。

 

今では世界で2番目に大きなコロニー

 

撮影していたGijsmanさんは、当時の状況について次のように語っている。

 

「私はこのようなペンギンの行動を、見たことはありません。この人間のような行動を示したペンギンに驚きました。ビーチにはこの1羽以外にも、多くのカモがいます。ペンギンはしばらく身動きしないまま、立ち続けていました。それから足を引きずって歩いていったのです。それはとてもおかしいものに見えました。最初、私はただ見ていただけでした。その後、これを撮らなきゃと気づいたのです」

 

1971年、イースト・フォークランドには約31組しか「オウサマペンギン」のつがいがいなかったが、今では1500羽もいるという。

 

そのためここは、世界でも2番目に大きなコロニーで、最も人間がアクセスしやすい場所になっているそうだ。

 

「オウサマペンギン」は平均で背の高さが1m、体重は16kg。「皇帝ペンギン」に次ぐ、大きなペンギンとして知られている。(了)

 

 

出展元:MailOnline:Nothing to see here! Penguin ‘nervously’ sidesteps away from a territorial duck(8/8)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top