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浮かぶ2つの熱気球、繋いだロープを歩いて渡るギネス動画がヒヤヒヤもの

浮かぶ2つの熱気球、繋いだロープを歩いて渡るギネス動画がヒヤヒヤもの
Instagram/rafabridi

このギネス記録は2021年12月2日に達成されたものだが、最近になって、動画が公式インスタグラムにアップされた。高度1901メートルに浮かんだ熱気球の間を綱渡りするという、無茶な挑戦だ。

 

固定されないロープの上を

 

ブラジル・サンタカタリーナ州プライア・グランデの上空1901メートルに浮かぶ、カラフルな2つの熱気球。両方のゴンドラに結ばれたロープの長さは約18メートル。その上を素足で渡り切ったのは、Rafael Zugno Bridiさんという人だ。

 

もちろん、熱気球はどちらも浮遊している。つまり、ロープの両端は固定されていない。しかも、ピンと張られたロープではなく、緩みがあってグラグラ揺れる状態だ。

 

ギネス世界記録が4月5日に投稿したオフィシャル動画が下になる。

 

 

「Bridiさんは、太さ1インチの緩んだロープ上を素足で渡り、雲間を通り抜けた。その高さは、世界一高いビルであるブルジュ・ハリファの2倍だ」とギネス公式サイトにある。

 

別のアングルから撮影された動画を、Bridiさん本人のインスタグラムで見ることができる。こっちの方が見ていて怖いかもしれない。

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

RAFAEL BRIDI – Slackliner(@rafabridi)がシェアした投稿

 

第1日目、空はよく晴れ、「峡谷の首都」と呼ばれるプライア・グランデにふさわしい峡谷の連なりが、全て見渡せた。

撮影はFPV(First Person View/1人称視点)ドローンで行なった。パイロットは@guremorさん、ディレクションは@go.visuals(映像プロダクション)のスタッフだ。2つの気球の間を渡った時の解放感が、完全にとは言わないまでも、ある程度表現できている。

 

これがインスタ動画に添えられた彼自身のコメントだ。また、ギネス記録のサイトには、こんな言葉も掲載されている。

 

自由に浮遊する感覚が、私が高所の綱渡に挑戦する最大のモチベーションです。熱気球の両方は、常に動いています。その間を渡ることほど、この感覚を鮮やかに味わわせてくれるものはありません。

 

高所恐怖症の反対……高所嗜好症という言葉がもしあるなら、彼こそまさにそれかもしれない。(了)

 

出典元:HindustanTimes:Man walks on a rope tied between two hot air balloons to create world record.(4/7)

出典元:Guinness World Records:Highest slackline walk

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