007シリーズの新作、ダニエル・クレイグが再びボンド役に
イギリス人俳優のダニエル・クレイグさんが、007シリーズの次回作に出演することを明らかにした。
出演の決定は数カ月前に決まっていた
クレイグさんは8月15日に、アメリカのトーク番組「The Late Show」に出演。その際、司会のStephen Colbertさんから「もう一度、ジェームズ・ボンドの役に戻りますか?」と聞かれたという。
するとクレイグさんは「Yes」と返答。その後、Colbertさんと握手を交わし、スタジオは拍手と歓声に包まれた。
さらに彼は、出演の決定は数カ月前には決まっていたと告白。しかし関係者と話し合い、細かいことを解決しようとしていたため明らかにできなかったと語っている。
その上でクレイグさんは「私はいつも演じたいと思っていました。ただ休みも必要でした」と述べたという。
「出演するなら手首を切ったほうがマシ」
クレイグさんは2006年に『007カジノ・ロワイヤル』に出演して以来、これまで4回ジェームズ・ボンドの役をこなしてきた。
しかし2015年に『007スペクター』に出演後は「5回目も出演するくらいなら、手首を切ったほうがいいです」と発言。その後、謝罪しているが、この発言が波紋を広げたという。
番組でも司会のColbertさんにその点について聞かれると、恥ずかしげに「あの時は撮影が終了してから2日しかたっていなかった。もっときちんとした発言をすれば良かったのに、ばかげた受け答えをしてしまいました」と釈明した。
25作目が最後の出演になる
ただクレイグさんとしては26作目には出演するつもりはないそうだ。番組内でも彼は「(次回作は)スパイ役としては、これが最後の出演になると思います。私はただ、好調なうちにやめて有終の美を飾りたいのです」と語ったとか。
次のボンド映画は、007シリーズの25作目となり、米公開は2019年の11月を予定しているという。(了)
出典元:BBC:Daniel Craig confirms he’ll play James Bond again(8/16)