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確率は5000万分の1、2つの子宮を持った女性が双子の女児を出産

確率は5000万分の1、2つの子宮を持った女性が双子の女児を出産
YouTube/University of Alabama at Birmingham

アメリカで、二重子宮の女性がそれぞれで妊娠し、双子の女児を出産した。

 

翌朝に2人目の女の子を出産

 

その女性とはアラバマ州に住んでいる、ケルシー・ハッチャーさん(32)だ。

 

彼女は12月19日の午後8時前(現地時間)に長女のロキシー・レイラちゃんを出産し、翌朝にはレベル・レイケンちゃんを出産したという。

 

医師らは出産予定日をクリスマスの日と考えていたため、約1週間早く、赤ちゃんが生まれたことになる。

 

ケルシーさんもうれしい気持ちを込めて、インスタグラムに「私たちの奇跡の赤ちゃんが生まれました!」と投稿した。

 

二重妊娠の確率は5000万分の1

 

ケルシーさんは17歳の時から。子宮が2つある稀な先天性疾患「子宮ジデルフィー」であることを知っていたという。

 

二重子宮になる割合は、女性の約0.3パーセントとされるが、ケルシーさんの場合、妊娠8週間後に、双子を妊娠しているだけでなく、それぞれの子宮に胎児が存在していることが判明したそうだ。

 

産科医のシュエタ・パテル氏によると、両方の子宮での妊娠は非常に稀で、二重子宮での二重妊娠の確率は5000万分の1とも言われているという。

 

パテル医師も「2つの子宮に2人の赤ちゃんがいたのは、まさに医学的な驚きでした」と語っている。

 

同様のケースは、2019年にバングラデシュでも確認されており、当時は20歳の女性が26日間隔で健康な赤ちゃんを出産したそうだ。(了)

 

出典元:ABC.net:Alabama woman with two wombs gives birth to two girls on separate days(12/24)

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