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ロシア南部をドローン攻撃、戦闘機6機を破壊、ウクライナ軍が主張

ロシア南部をドローン攻撃、戦闘機6機を破壊、ウクライナ軍が主張
X_David Axe

ウクライナ軍は4月5日、ロシア南部にドローン攻撃を行い、多くのロシア軍の戦闘機を破壊したと述べている。

 

ロストフ州にある空軍基地を攻撃

 

ウクライナの治安関係者によれば、ウクライナ軍はロシア南部のロストフ州にあるモロゾフスク空軍基地をドローンで攻撃し、戦闘機6機を破壊したという。

 

また治安関係者は、戦闘機8機がひどく損傷し、20人の軍人が死傷した可能性があると語った。

 

モロゾフスク空軍基地には、ウクライナの前線で使用されているロシア軍の戦闘機「Su-27」と「Su-34」が保管されているそうだ。

 

40機以上のドローンで攻撃か?

 

一方、ロシア側からは空軍基地への攻撃について、何も発表されていない。

 

ただロシア国防省は5日、ウクライナ側がロストフ州やサラトフ州、クルスク州、ベルゴロド州、クラスノダー地方で大規模な無人機攻撃を仕掛けてきたと発表。ロストフ州の知事も8人がケガを負ったと明らかにした。

 

また別のロシア当局の話によれば、40機以上のドローンがウクライナと国境を接する地域に向けられていたという。

 

BBCのロシア軍事アナリスト、パーベル・アクショーノフ氏は「短期間にこれほど多くのドローンによる攻撃があれば、防空網を圧倒する可能性がある」と述べている。

 

1300km離れたロシア領内も攻撃

 

ウクライナ軍は4月2日、ロシアの国境から1300km離れたタタールスタンにあるドローン工場と製油所を無人機で攻撃し、12人が負傷したという。

 

この攻撃は、侵攻以来、ロシア領内に最も深く侵入したものとなる。

 

 

ただロシア軍もウクライナへのミサイル攻撃やドローン攻撃を行っており、4月4日の夜から5日にかけて、オデーサ州、ドニプロペトロウシク州とハルキウ州を無人機13機と5発のミサイルで攻撃。オデーサのエネルギー関連施設や、ハルキウ州の住宅建物が被害を受けたという。

 

また5日夜にもロシア軍は、ウクライナのザポリージャ州をミサイルで攻撃し、4人が死亡、20人以上が負傷したそうだ。(了)

 

出典元:BBC:Ukraine war: Six Russian planes destroyed by drones, says Kyiv(4/5)

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